ジンさんパパ直伝の蹴り。 ページ23
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人間関係って本当にめんどくさい。
そう思いませんか、キャンティさん。
私はとても嫌です。
『なんでお前みたいなやつが、
あの人たちと仕事が出来るんだ。』
『無能のくせに。』
『汚い手で！！』
『ふざけんな！』
そんな言葉を流しながら、
今日の夜ご飯何かなーって思った。
キャンティさんとコルンさんがご飯に連れてってくれる。
のだが、
おふたりが仕事の時には、
ウォッカさんがご飯を作ってくれるのだ。
なんだ、やはりママじゃん、あのひと。
今日はキャンティさんとコルンさんお仕事だしな。
ウォッカさんも、ジンさんとお仕事だ。
うーーん、今日の夜ご飯どうしよう。
シェリーさんはお姉さんとご飯らしいし。
あとほか、ピスコさんとかカルバドスさんとかに会えないかな。
そう思っていれば、目の前の下っ端仲間は怒っていた。
『聞いてるのかよ！』
｢今日の夜ご飯どうしようかなって。
ジンさんとウォッカさん、
キャンティさんとコルンさんはお仕事だし。
えーー、私自炊できないのにー。｣
そうやって悩んでいたのならば、
拳を振り上げられたものだから、
それに驚いていたのなら。
ていっ、と蹴りをした。
とても弱いところに。
｢ジンさんパパ直伝、蹴りです。｣
そうなのだ、ジンさんに教えられたのだ。
お前は価値はないと言われながらも、
何かあった時、こうしろと私に蹴りを入れながらである。
どう思う？
いいこと？本当に？
と思いながら、目の前でうずくまるのを見た。
｢あ、ジンさん！ジンさーーん！
ウォッカさん！私の夜ご飯どうしたらいいですか！｣
ジン｢餓死しろ。｣
｢ひっどーい！お仕事ついてこ、｣
ウォッカ｢帰りにどっか寄りやすか、｣
｢中華希望しまーす！｣
なんて、二人の後ろを着いていく。
ウォッカさんママはやはり私に甘いのではなかろうか。
その場合、ウォッカさんママに甘い、
ジンさんパパなのだから、勝ちである。
ウォッカ｢中華か、いいな。
兄貴、中華食いに行きやしょう！｣
ジン｢………………はぁ、｣
ため息をこぼしているジンさん。
呆れを感じながらも、
電話し始めたのを見た。
有名な中華店の名前である。
こわ、シンプルに怖い。
金の暴力でしかないな。
そう思いながら、振り返ってみたら、
悔しそうな顔をしていた。
ざまぁみろ、べーーーーっ！としてやる。
辛いもの好きじゃないんですよね。→←さすが犯罪組織、バンザイ犯罪組織。
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とまと(プロフ) - 初コメ失礼します！続編おめでとうございます…この小説大好きなので嬉しい限りです！これからも応援してます！！ (5月9日 22時) (
レス) @page50 id: a58e0df712 (このIDを非表示/違反報告)
す ズ き(プロフ) - マジでただのワガママなコメントなんですけど良かったらピンガとか出して貰えませんか…！ (2023年4月30日 14時) (レス) id: 0fae52931b (このIDを非表示/違反報告)
くるん - 最高小説！！！！ありがとうございます！ (2023年4月17日 3時) (レス) @page46 id: ebb5ee106d (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - まさかの血繋がってないんかいw (2023年4月15日 21時) (レス) @page45 id: cae0d8d8c8 (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - この小説好きです！！！結婚してください！！！！（（（ (2023年3月27日 13時) (レス) @page43 id: d025dfcb18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2022年5月2日 5時
