上司やっぱりチェンジでお願いします。 ページ12
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別に、誰かにこうだった!という被害者ヅラじゃなくて、
ちゃんとこーゆーことあったんですよー、って、
教えたかった。
だから、次捕まったら死刑かもしれないから。
キャンティさんはそんな私に怒っては、
なんでって言ってくれた。
優しいんだなぁ、Aを。
「やっぱ上司キャンティさんがいいです。」
ジン「ライフル経験は。」
「ゼロです!Zeroーってね。」
そんな事言えば、ジンさんに、
頭をはったかれては、
そのまんま、床に体が着く。
今まで以上に力強くない!?あれ!?
気に入らないの?!そこまで私のことが!
やはりこれがパワハラ!!
「訴えてやる!」
ジン「元犯罪者が裁判起こしても意味は無いだろ。」
「あえ、知ってるんですね、私の事。」
ジン「そりゃ調べ上げるに決まってるだろ。
なぁ、鴉田A。
いや、安達Aって呼んだ方が良かったか?
父親殺しの安達。」
その言葉に、ぞくっとしては少しの冷や汗。
あれは、冤罪なのだ。
殺したのは私ではない、他の誰か。
ちゃんと調べてくれたらわかっていたこと。
だけど、私が犯人だと言われたのは、
隣の家の証言だったからだ。
その場に母はいなかった、家にいたのは私とお父ちゃん。
でも、喧嘩はあの日限りで、ちゃんと謝る予定だった。
「なら、分かるじゃないですか。
お父ちゃんがほかの人に恨まれてたことなんて。
あの人、おかしかったし、
でも、
優しくて、自慢のお父ちゃんで。」
ジン「犯罪者の娘も、犯罪者だっただけだろ。」
その言葉に、初めて心の奥底からムカついて、
思わずジンさんの胸ぐらを掴む。
口にくわえているタバコが床に落ちた。
それを踏みつけては、
私はどんな顔をしていたのだろうか。
「ジンさんにはわかりませんよ、
私の事なんて。私の全部なんて!!」
ジン「わかりたいとも思わないしな。」
手首を掴まれては、
そのまま突き飛ばされて、また床に体をうちつける。
なんで私がこんな思いしなきゃ行けないんだ。
なんで。
こんなにも何もかもが痛いんだ。
「やってもない罪被せられて、
未成年だからってことで、逃れて。
バカみたい、こんな人生。
だったら、死刑の方が、よっぽどマシだった。」
なんて、床だと言うのに、
体を丸めたら、
背中に蹴りを入れられた。
いや、やっぱなし、
チェンジ!!!ジンさんやだ!!
ジンさんパパ、捨てないで。→←「キャンティさんのこと結構好きです。」
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とまと(プロフ) - 初コメ失礼します!続編おめでとうございます…この小説大好きなので嬉しい限りです!これからも応援してます!! (5月9日 22時) (レス) @page50 id: a58e0df712 (このIDを非表示/違反報告)
す ズ き(プロフ) - マジでただのワガママなコメントなんですけど良かったらピンガとか出して貰えませんか…! (2023年4月30日 14時) (レス) id: 0fae52931b (このIDを非表示/違反報告)
くるん - 最高小説!!!!ありがとうございます! (2023年4月17日 3時) (レス) @page46 id: ebb5ee106d (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - まさかの血繋がってないんかいw (2023年4月15日 21時) (レス) @page45 id: cae0d8d8c8 (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - この小説好きです!!!結婚してください!!!!((( (2023年3月27日 13時) (レス) @page43 id: d025dfcb18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことり | 作成日時:2022年5月2日 5時