好きな人に彼女が出来た件について。[ 終 ]

好きな人の忘れ方講座。 ページ34

.





｢はい、先生！！！
好きな人を忘れられません、今日も顔がいいです！｣




九井｢はい、先生。
好きな人と今の彼女は正反対なのに、
なんで惚れたのかわかりません、
からかうと面白いです。｣


｢いや、九井くん、まって？ねぇ待って？｣





なんて、なにをどうこうなったのかは、
全くの不明ではあるが、



今現在、






九井くんと乾くん、武道くんは縛られ、
ボロボロで、



私は元気してる。

ムーチョくんを前に、そんな事をしてた。





ムーチョくんから教わる、
好きな人の忘れ方講座である。


私の片想い相手、乾くんいるけど。




武道｢何してんですか、｣


｢武道くんはどう？
昔の恋人とか、初恋とか忘れられる？｣





武道｢お、俺にはひながいるので！！｣


｢乾くんはどう？｣




乾｢わからない、絢音は忘れた。｣


｢三途くんは？｣




三途｢特別な人はいないので。｣





なんて、うへうへしながら、
何がどうして、こんな事をしているのだろう。



九井くんと乾くん、怪我してるし。




あとで、手当しないとなー。
染みそうなんか、痛そう、やっぱ喧嘩は痛いよね。



私この前叩いても痛かった。

握力鍛えようかな、なんて考えていたのなら、





お腹に痛みがきて、噎せて、
げほげほっ、て咳しか口からこぼれない。


痛くて、お腹を抑えるしか無かった。





武藤｢茶番は終わりだ、｣


九井｢てめぇ、Aに何やってんだ！！｣




乾｢関係ないだろ、こいつは！！！｣



｢そうだそうだ！！
いたいけなこんな可愛い乙女を蹴って！！｣


武道｢耐久力あるんですね、｣




｢これでも、不良たちと仲良ぴだからかな。｣



なんて、お腹抑えながら、
ちょこんっと九井くんの隣に座りながら。



あはっ、て笑ったのなら、


話の内容を聞くと、
九井くんの才能が、て、てん？



天津飯だが、天津だが知らない、なんか、

そこのチームが欲しいらしい。






｢え、九井くん金持ちなの？｣



九井｢貯金はしてる。｣

｢そっか、なるほど、何も分からない。｣




説明は聞いてたよこれでも、
でも話長いんだよ、ムーチョくん。


だから、聞くの飽きてさ、




今日の夜ご飯何かなぁとか、思ってさ。





｢え、九井くん、天津飯に入るの？｣


九井｢天竺な、覚えろ。｣

｢で？この前も言ったけど、
自己犠牲考えてないよね？｣






そう問いかけた時、





九井くんは私から目を逸らしていた。

ご主人様は私だ。→←噂は噂に噂を呼ぶ。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す