ねぇジミナ、面白いね。 ページ9
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TH side
面識はあった。
喋ったか、って言われたら、少しだけ。
1年の頃、同じ委員会で、席が隣だった。
何があれって、
Aちゃんは、学級委員で。
まぁつまりは、クラスの代表女子だった。
もちろん俺もそうで、
別に話すことなんてないし、
Aちゃんは、いつも忙しそうだと思う。
学級委員会は集まりないのに、
ほかの委員会の仕事してたり。
担当でもないのに、
他のクラスの子に頼まれて、
関係もない仕事してたり。
いつも、そうだ。
だから、聞いたよ、俺。
TH｢なんでほかの委員会の仕事までしてるの？｣
｢んーーー、なんでだろ。
頼まれたから、やってるだけだし。｣
TH｢断ればいいのに。｣
｢別に暇だから気にしてない。｣
そう言って、
微笑んで、少し明るい茶髪を揺らしながら、
去る背中を俺はその時見つめてた。
まぁそんな彼女のことを、
ジミナはどこで惚れたのか、分からないけど。
JN｢テヒョンア、だから答え方が違う。｣
TH｢ジン先生、これが俺のオリジナルです。｣
JN｢やぁーーーー！！！！！！
なんでお前と言い、Aといい、
こうも俺の期待を裏切る答えしか、出ないんだ？｣
TH｢A？隣のクラスのAちゃんですか？
あの子と仲良しなんですか、先生。｣
JN｢うん？死ぬほどさしてる。｣
やぁ、俺はそんな大人にならないぞ。
意地悪だなぁ、ジン先生は今日も。
窓側の席だから、
外を眺めたのなら、
どうやらジミナのクラスらしい。
女子はドッチボールやってて、
男子はサッカーをしてるけど、
Aちゃんを見つめてて、
動こうとしないジミナが見えた。
ジミナ、面白いね。
俺、親友のそんなとこ初めて見た。
だからもっと、面白くしてね。
JN｢テヒョンア、ここは？｣
TH｢あっ、Aちゃん全員当てた。
すごぉい、やっぱ変わってるなぁ。｣
JN｢テヒョンア！！！！！！｣
ジン先生の授業を聞き流しながら、
外を眺めていたのなら。
ぱちりっ、とAちゃんと目が合った、と思う。
指をさされるから、
振り向いたのなら、
顔を真っ赤にして怒ってる先生。
いひひっ、許して、ジニヒョン。
俺はただ面白いからね？
JN｢他クラスにちょっかいかけない。｣
TH｢はぁい。｣
またちらっ、とみたのなら、
ジミナに睨まれていた。
おぉ〜っ、こっわ。
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カナタ(プロフ) - ヒロインちゃんが物凄くドライで面白いです(笑)めげないジミンちゃんを応援したくなりますね^^ 更新楽しみにお待ちしてます！ (2021年6月26日 0時) (
レス) id: 062efab65d (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - あぁ...やっぱり好きです！ (2021年6月24日 13時) (レス) id: a8847eed76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2021年6月22日 0時
