気にしてなかったや。 ページ7
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その場から逃げるようにと、
飛び出して、
ユンちゃんのお家にいく。
こもっていて、
出てきてくれはしなくて。
だから、ドアの前で話をした。
今日起きたこととか、
どんなことが起きたとか。
次の範囲とかそーゆーの。
それと、告白されたことも、話した。
ユンちゃんとは中学からの付き合いで、
それなりに長いし、仲良しだとは思ってる。
｢それとね、ユンちゃん。
私、ジミンくんに告白されたんだ。｣
YN｢は？なにそれ、
なに、Aも私の事バカにして、｣
｢口論になったし、私は好きじゃない、あんな人。
それに、関わりないし、ジミンくんと。
好きにもならない。｣
相性最悪、印象最悪。
その時点で、 私は彼のことを好きにはならない。
だって、いつも、そうだった。
私は恋なんてしないし、
それで傷つけたこともあったし。
何より、付き合っても面白くなんてないから。
YN｢いつも、いつもそう。
私が好きな人は、Aのこと好きで。
いつも、私から奪うの！！｣
｢うん、｣
YN｢いつも、好きな人に言われるんだよ。
やりたくないこと、押し付けてるって。
だってAが、悪いだもん。
利用されやすい性格だから！｣
｢うん？｣
YN｢それなのに、なんで私が責められて、
フラれなきゃならないの？！｣
｢…………………おぉう、｣
その事実に、
今までの彼女の行動に理解は追いつく。
委員会違うのに、ボランティアとかいって、
仕事したりとか。
去年は、体育祭で痛めたとかで、
何人もの代わりで、出たりとか。
文化祭でも、
仕事だらけで、結局回れてなかった。
別に、気にしてなかった。
春を感じようとは思わなかったし、
感じても、変な感じだろうし。
｢うん、ごめんね。｣
YN｢っっっ、だいきらい。｣
｢うん、でも私は、ユンちゃんのこと、大好き。｣
こんな私の性格だから、なのかな。
あぁ、これか、ジミンくんが知ってるって、
言ってたのは。
ジミンくん、私は別になんとも思ってないし、
気にしたことなんてないよ。
人の事情だもん、仕方ない。
それすらも愛そう、だって大切だから。
それが理由じゃ、
君は納得しないかもしれないけどね。
去るもの追わず、来る者拒まず。
そうして生きていくしかない。
別に重たい過去とかないけど。
沢山愛されたいじゃん？
やっぱりさ。
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カナタ(プロフ) - ヒロインちゃんが物凄くドライで面白いです(笑)めげないジミンちゃんを応援したくなりますね^^ 更新楽しみにお待ちしてます！ (2021年6月26日 0時) (
レス) id: 062efab65d (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - あぁ...やっぱり好きです！ (2021年6月24日 13時) (レス) id: a8847eed76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2021年6月22日 0時
