どうしよう、凄く好きだ。 ページ47
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人を好きになるって、どーゆーこと？
そうやって考えた1年間、
私は、きっと、
本当の恋ってやつを見つけたのかもしれない。
私は覚えてない君との出会いを語る君がいて。
良いようで、良くないような夏の思い出から、
傷つきいた秋模様。
寒いけど、暖かな冬の日。
揺れる、君の瞳を見つめた。
好きだな、ってまた思った。
｢どうしよう、｣
JM｢なにが。｣
｢ジミンくんのこと、日に日に好きになっちゃう。｣
JM｢ねぇそれ、僕に言うことなの？｣
｢どうしよう。｣
JM｢僕の話、本当に聞かないよね、Aって。｣
そうやって、微笑むジミンくんをみつめながらも、
その表情が好き、なんて思う。
どうしよう、これは病に違いない。
どうしようも無い、精神的病だ。
こんな病気、私は認めません。
JK｢イチャつくのはいいんですけど、
それ、俺の目の前でやります？｣
TH｢吐きそう。｣
JM｢それは失礼、テヒョンア。｣
告白し終わって、
なんだかお腹すいちゃって、
だから、ジョングクくんのクラスがしてる、
カフェに来たのならば、
テヒョンくんとも鉢合わせた。
少し多めな量のパスタを食べながらも、
口いっぱいにほお張るジミンくんを見つめる。
たった数時間なのかもしれないけど、
私にはもう、1週間の気分。
JK｢Aヌナ、いつでも俺にチェンジ出来ますからね？｣
JM｢しないし、誰にも渡さないもんねーだ。｣
｢大人気ないよ、ジミンくん。｣
JM｢そんな僕は嫌い？｣
そうやって、確信犯みたいに見つめられて、
思わず目を逸らしては、
無言でパスタを食べた。
味、しないのはきっと、目の前の彼のせい。
｢嫌いじゃない。｣
JM｢じゃあ好き？｣
｢知らない。｣
JM｢ね、ちゃんと教えて。｣
彼は、とてもあざといんだ。
誰よりも、何よりも、
私に言わせたがる。
前は、そっちから言ってきたくせに、
立場が逆になってしまったでは無いか。
恥ずかしいったらありゃしない。
ずるいな、凄く。
｢好き、だよ。｣
JM｢あーーほんと、
今の僕、すごい嬉しくてたまらない。｣
｢恥ずかしくなるから、言わないでよ。｣
そうやって、またそっぽ向いたのならば、
指先で唇に触れられるから、
びくり、と肩を揺らした。
微笑む君がいたから、
私はまた、
君への想いが募るだけだった。
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カナタ(プロフ) - ヒロインちゃんが物凄くドライで面白いです(笑)めげないジミンちゃんを応援したくなりますね^^ 更新楽しみにお待ちしてます！ (2021年6月26日 0時) (
レス) id: 062efab65d (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - あぁ...やっぱり好きです！ (2021年6月24日 13時) (レス) id: a8847eed76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2021年6月22日 0時
