ユンギ先生のお悩み相談室。 ページ12
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｢……………好きじゃない男に、
言い寄られてます、どうしたらいいですか。｣
YG｢知らねぇ。｣
昼休みに、
ジミンくんとハルちゃんが、
意地でも私とご飯食べようとしてきたから、
弁当片手に逃げた。
嫌なことは、嫌って言えない、
私の悪い所が出てる。
だから、音楽準備室、つまりは、
ユンギ先生が居るであろう、
ここに来た。
ユンギ先生は音楽担当で、
なおかつ私のクラスの担任。
まぁ言うて、
音楽は3年になってから学ぶから、
授業は一切ないけど。
YG｢人の部屋を逃げ場にしやがって。｣
｢いいじゃないですか、
1年の頃からの仲ですやん。｣
1年の頃から、ユンギ先生の部屋は、
私の逃げ場でもある。
まぁ、理由としては、
1年の頃にユンギ先生にコーヒーを、
ぶっかけたことから、始まります。
まぁ、大丈夫だよ。
YG｢彼氏作ればいいだろ。｣
確かにそうなんだけど、
私個人的に、それは違う。
てか、無理やん、出来ないし。
なんせ、昔のトラウマですから、
なーんて誰にも話さないけど。
テヒョンくん、協力してくれないかなぁ。
まぁ、タイプじゃないけど、
テヒョンくんの真似しそうだし、ジミンくん。
諦めてもらうのって、難しい。
これは、あれだな、
ジミンくんたちに同情してしまう。
｢出来るなら、良いんですけどね。
なんか、他の人巻き込むのもなぁって。｣
YG｢紹介してやろうか。｣
｢えっ、大人とか辞めてくださいね。｣
YG｢紹介される気満々かよ。｣
ため息をつかれて、
コーヒーを飲むユンギ先生を見つめて。
もう少し私に優しくしてくれても良くね？
遅刻扱い率高いですし。
｢というか、彼氏いても、
ジミンくんは迫ってきそう。｣
YG｢偏見だろ、それ。｣
お昼休みが終わる、予鈴の鐘が鳴る。
もしこれで、俺って言ったら、笑ってやろう。
ゲラゲラ笑ってやるしかないな。
YG｢1年のジョングクとかどうよ。｣
｢誰ですか。｣
ご飯のゴミを片付けてから、
準備室を出た。
午後面倒だなぁ。
6時間目体育がいちばん面倒、
だからどうしよ。
保健室で休もうかな。
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カナタ(プロフ) - ヒロインちゃんが物凄くドライで面白いです(笑)めげないジミンちゃんを応援したくなりますね^^ 更新楽しみにお待ちしてます！ (2021年6月26日 0時) (
レス) id: 062efab65d (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - あぁ...やっぱり好きです！ (2021年6月24日 13時) (レス) id: a8847eed76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2021年6月22日 0時
