求めたのは俺じゃない。 ページ8
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JK side
だから、どうってこともなかった。
だから、こうってこともない。
目を覚ましたあなたを見つめても、
記憶に残ってないなんて、
あんまりじゃないか、
嘘？そんなわけない。
JK｢あんなよがって、
好き好き言ってたくせにさ。｣
｢だっっから、おぼえてなっ、
やっっ、それやだそれやだっ、やだってば、｣
弱点である、背中に噛みつきながら、
昨日のことを思い出す。
よがって、求めてたのは、あなたの方。
それに乗っかってあげたのも俺。
そんな気持ちで、ベッドの上、
太陽が傾いてきた時。
流石に、帰らないとかなぁ、と思って、
シャワーを浴び終わったのなら、
帰ろうとしてた彼女を見つけた。
JK｢別に、1日？だけの関係だと思ってるんだ。｣
｢ワンナイトパックじゃなくて、
ワンデイパックなの、本当に無理。｣
JK｢なんで？推しに抱かれたのに？｣
その言葉に、わかりやすく、
顔を赤らめて、隠すものだから。
あぁ、純粋。
って、んなわけないか。
どっちみち、ハジメテはないもんね？
んはって、笑ったのなら、
睨まれたけど。
さっさと服を身にまとって、
勝手に置かれてたお金もとって、彼女の手に握らせる。
そのまんま、手首を掴んでエレベーターの中。
わからなそうな顔のA。
｢…………スビナに、
なんて説明しよう。｣
だけど、別に、わかってた。
それがどうにも、こうにも、腹が立つ。
あーーぁ、目の前には推しがいるのに、
あなたはそうやって、弟さんばっか。
彼女のスマホを勝手に奪って、
俺の電話番号を追加して返した。
酔いは、覚めてるでしょ？
だから、俺らは完全シラフ。
なーにいっても、流せるわけもない。
だから、
だから？
馬鹿だなぁ、俺。
そんなわけ、ないのに。
JK｢Aって、彼氏作らないの？｣
｢別れたばっかなんだって。｣
JK｢次付き合うなら、どんな人？｣
｢元カレとあなたみたいな人以外かな。｣
その言葉は、心外だなぁ。
別に俺、悪くないし。
ヒョンたちに、連絡してないや。
まぁ、二日酔い見越しての、
今日のオフだし。
フロントにお金を払って、外の空気。
タクシーを捕まえた。
JK｢じゃあね、A。
またしようね、｣
｢しないけど！！？？｣
一夜限りなんて、面白みもないじゃん。
また会えそうな気がした。
わかんないけどさ。
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みかこ(プロフ) - こんばんは(*^^*)めっちゃ妄想しながら読みきっちゃいました（笑）また続きが読みたいです❤ (2022年3月10日 1時) (
レス) @page50 id: 1116b407a7 (このIDを非表示/違反報告)
うぇーい←おい - いや待てよ....いっそこと夢主ちゃんに転生すれば良いのでは！？((((( (2021年5月23日 23時) (レス) id: 9a18975db5 (このIDを非表示/違反報告)
Sai*(プロフ) - 完結お疲れ様でした！私もJKに腰大丈夫とか言われたいです。今世はことりさんの小説で言われたんで、来世はぜひ本物に言われたいです。 (2021年5月21日 9時) (レス) id: dc816130a5 (このIDを非表示/違反報告)
リズ憂孤(プロフ) - こんばんわぁ。とても面白かったので、続きがとっても気になり、感想など書かせて頂きました。ぜひ、続きを読みたいですぅ|*´∀`)ﾉｼ) (2021年5月5日 19時) (レス) id: bed86e272b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2021年5月5日 11時
