ちゃんと責任、取ってあげる。 ページ46
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JK side
俺の中での君って、
本当に、スビナのことばっかで。
だからこそ、
ムカついた。
俺の事見てほしいのに、見てくれないし。
いつも、子供扱いするし。
そんな君が、そんなAが、
泣きながら、
俺を求めるから、だから、
嬉しくなる。
うん、わかった。
いいよ、俺、
ちゃんと、取ってあげる。
JK｢いいよ、責任、取ってあげる。
痛くさせた責任、取るよ。
だから、もう、二度と。
サヨナラしたいなんて言わないで。
無かったことにしたいとか、
忘れたいとか、
言わないで。
覚えてない、なんて言わせない。
全部リセットして、また、
ここから、はじめよっか、A。｣
見上げられて、
泣いてる君と正反対で、
くしゃっ、とした笑みを向けながら。
『えっ、ジョングク、どーゆーこと？』
『彼女、ってことなのかな。
え、うそ、うらぎらないとおもってたのに。』
アミのことを、うらぎりたかったわけじゃない。
それでも、俺にとっての、あの夜は、
確かに、特別かもだった。
よく、わからない感情に振り回されて、
どうしてか、
執着したくなって。
あぁ、ちゃんと真っ直ぐと、
俺の事見てくれたの、Aだ。
簡単じゃないんだ、俺とAは。
ただ、一直線に、
好き、なんて言っても感じない。
抜け落ちていくばかりの、
その言葉だらけで、
それをどう受け取るのかも、わからなくて。
好き、とかじゃない。
満たされないんだ、
他の誰かじゃ、ダメってこと。
これを、恋と呼ぶには、
あまりにも綺麗なんかじゃなくて、
美しくなくて、愚かすぎる。
俺とあなたは、汚れた関係。
そこからはじまったのかもしれない。
はじまってすら、いなかったのかも。
それでも、良かったはずなんだ。
｢っ、はじめまして。
チェ・A、97年うまれのっ、
スビナの姉ですっ、｣
JK｢はじめまして、A。
97年うまれの、チョン・ジョングクです。
スビナの先輩、です、俺。｣
くだらない、と笑われても、
嫌われても、どうでもよかった。
愛されてきたから。
その分のお返し、ちゃんとできてたのかな、俺。
なんて言われても、
どうでもよかった、わけじゃない。
それでも、よかった。
Aに、求められてる、それだけで。
よかったんだ、俺。
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みかこ(プロフ) - こんばんは(*^^*)めっちゃ妄想しながら読みきっちゃいました（笑）また続きが読みたいです❤ (2022年3月10日 1時) (
レス) @page50 id: 1116b407a7 (このIDを非表示/違反報告)
うぇーい←おい - いや待てよ....いっそこと夢主ちゃんに転生すれば良いのでは！？((((( (2021年5月23日 23時) (レス) id: 9a18975db5 (このIDを非表示/違反報告)
Sai*(プロフ) - 完結お疲れ様でした！私もJKに腰大丈夫とか言われたいです。今世はことりさんの小説で言われたんで、来世はぜひ本物に言われたいです。 (2021年5月21日 9時) (レス) id: dc816130a5 (このIDを非表示/違反報告)
リズ憂孤(プロフ) - こんばんわぁ。とても面白かったので、続きがとっても気になり、感想など書かせて頂きました。ぜひ、続きを読みたいですぅ|*´∀`)ﾉｼ) (2021年5月5日 19時) (レス) id: bed86e272b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2021年5月5日 11時
