忘れたなんて言わないで。 ページ31
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JM side
忘れました。
そんな言葉を投げられて、
痛そうにしゃがみこむ君がいた。
君って子はさ、
よく分からないから、困る。
きっと明日が来ても、今日を忘れてしまうのなら。
一日でも長く、
覚えて欲しいと、僕らは願う。
がっ、て彼女の手首を掴んだ。
意味なんてないのにね。
一夜限りの夢を見た。
きっとそれは、
それにも、意味なんてなかったのに。
汚れたドレスを身にまとっても、
例えなんと言われても、
多分きっと、あの子は、
君を探し求めるだろうね。
｢っだから、話すことなんてなにもっ、｣
JM｢あーーぁ、可哀想に。｣
君にかけた言葉じゃない、
可愛い僕らのマンネへの言葉だ。
可哀想。
一途に思ってるのはジョングガ、
お前だけみたいだよ。
ねぇ、
ジョングガ。
僕にはなんもわからないよ。
この子の、何が良かったの？
JUNGKOOKとジョングクをわりきってるから？
そんなの、他の子もそうだよ。
｢可哀想って、私もジョングクも、
可哀想なんかじゃないですよ。｣
JM｢は？｣
｢どっちも悪いって思いますよ、
自分勝手で、わがままで、
どーーーしようもないぐらいに、勝手なことばっか。
私もあの人も、あの日間違えた時点で、
終わってるんですって。
戻れないとこまで行って、
だからこそ、捨てるしかないじゃないですか。
だから、
忘れるしか、ないんです。
お願い、だから、もう、
うざったいんですって、ほんと。
あなたも、ジョングクも、
全部全部、なかったことに、したいのに。｣
縋るような声が響いた。
泣きそうな顔をされて、
1粒の雫が、彼女の黒い瞳から、こぼれ落ちた。
つーーっ、と流れて落ちる、
その雫は、
簡単にアスファルトの色を変える。
ねぇ、ジョングガ。
間違い、なんだって。
忘れた、なんてそんな言葉、いやだし、
忘れたいなんて、悲しいじゃんか。
やっと巡り会えたのに、
やっと出会えたのに。
なかったこと、なんてそんなの、
悲しいだけじゃないか。
JM｢………君にとっては、
そうかもだけど、ジョングガにとっては、
そうじゃないんだよ。｣
ねぇ、お願い。
それだけは、忘れないでね。
その言葉だけは、覚えといて。
お友達さんに礼をしてから、
その場をさった。
ねぇ、ジョングガ、間違いなんてあるのかな。
僕には、わからないや。
黄金マンネ、元カレを発見。→←泡になった人魚姫も幸せだった筈。
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みかこ(プロフ) - こんばんは(*^^*)めっちゃ妄想しながら読みきっちゃいました（笑）また続きが読みたいです❤ (2022年3月10日 1時) (
レス) @page50 id: 1116b407a7 (このIDを非表示/違反報告)
うぇーい←おい - いや待てよ....いっそこと夢主ちゃんに転生すれば良いのでは！？((((( (2021年5月23日 23時) (レス) id: 9a18975db5 (このIDを非表示/違反報告)
Sai*(プロフ) - 完結お疲れ様でした！私もJKに腰大丈夫とか言われたいです。今世はことりさんの小説で言われたんで、来世はぜひ本物に言われたいです。 (2021年5月21日 9時) (レス) id: dc816130a5 (このIDを非表示/違反報告)
リズ憂孤(プロフ) - こんばんわぁ。とても面白かったので、続きがとっても気になり、感想など書かせて頂きました。ぜひ、続きを読みたいですぅ|*´∀`)ﾉｼ) (2021年5月5日 19時) (レス) id: bed86e272b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2021年5月5日 11時
