天使か、それとも小悪魔か。 ページ9
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ローレン side
｢ろぉれ、Aちゃん、これほしい。｣
ローレン｢これ、ダッツやん。いっちゃん高いアイスよ？｣
｢だめ？｣
ローレン｢わかった、買う。買うって。あとほかなんも要らん？｣
｢んぇ、あとね、これ。にーさまがね、さいきんすきなおかし。｣
ローレン｢えぇ。にーさまのためにもなの？やだこの子、めちゃくちゃいい子。｣
イブラヒム｢いや、籠いっぱいすぎだろ。｣
｢いぶぅ、これ、これとってぇ。｣
イブラヒム｢セボンスターほしいマジか。まぁ、や、良いけど。何個？2個とかいらんの？｣
その日俺たちは可愛らしい天使と出会った。
天使と言うと大袈裟だと言われてしまうかもしれないが、真っ白な髪の毛に、真っ赤な瞳。小さくて、可愛くて、とにかく愛おしくなる。自分の可愛さの自覚はあるのか、甘えるようなだめ？の言葉に、思わずいいよ、という言葉が出る。いいよ、いいよ。なんでも買ってあげる、って甘やかしたくなるのは、この子が可愛らしすぎるからか。それともあざといからか。セボンスターとかなっつ、久しぶりに聞いたわと思いながらも、1個どころか2個取ってカゴに入れているイブを見た。お前も人のこと言えてないですやん。そう思いながらも、タバコを買っては1本吸おうか一瞬悩むも、タバコをポッケにしまい込む。
この子の前では吸えないな、と思ったから。
にんまりと笑いながら、嬉しそうにするAちゃん。｢ろぉれ、だっこぉ！｣と手を伸ばすものだから、堪らなくなり、抱き上げる。ぎゅうっとくっついてくるから、ほんとにこのまま持ち帰りたい、という気持ちさえ出てくる。困ったな、と思いながらも、会計を済ませた湊が帰ってきた。｢買いすぎって怒られそう。｣て笑いながら言う言葉にたいして｢でも、Aちゃん、うれしー。｣て柔らかく笑うものだから、仕方ない仕方ないと言い聞かせる。｢さすがにデレすぎでしょ。｣ていうイブに、人のこと言えてないんですけど？と言いたくなる。
｢あのねあのね、ろぉれ、｣
ローレン｢ん〜？｣
｢ろぉれ、きんぎょさんみたい！｣
ローレン｢きんぎょぉ？｣
｢んふふ、あのね、かみのけがね、きんぎょさんの、しっぽ！｣
イブラヒム｢んはは、良かったじゃん。観賞用に家に置いてもらえば？｣
ローレン｢まじデリカシーの無さに驚きよ、俺。｣
不破｢Aちゃん、いちごミルク飲む〜？｣
｢のむ〜！！！｣
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あめ - めっちゃこのお話好きです…！！更新待ってます！！ (2月18日 22時) (
レス) @page37 id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)
(^o^)/(プロフ) - うわうわうわ待ってました大好きです。コメント失礼しました。 (2月7日 0時) (レス) id: b873b0040b (このIDを非表示/違反報告)
poco(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも楽しく読ませて頂いております！釈迦さんとの絡み最高でした！是非、他にも釈迦さんや釈迦さんのお子様との絡み等々投稿して頂けると泣いて喜びます（笑）応援しています！ (2月6日 17時) (レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - 初めまして、作品楽しく読ませて頂いております！ 本編読む前に説明にある「わかった、オレが令和のドラえもんになる、待ってろ。」が好きすぎてそこから進めないことが多いですそれだけですありがとうございました！！ ご自愛くださいー！(？) (10月24日 23時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
なるみや(プロフ) - とてもすきですかわいい (10月24日 2時) (レス) @page9 id: 7e54cbffac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2023年10月22日 0時
