姫様はブランド鞄をご所望で。 ページ17
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不破｢仲直りの際に、なんでも好きなもん買ってやる、て言ったが故に、ブランドの鞄を強請られた、と？｣
葛葉｢だってこいつが、この鞄持ってるAちゃん見たくない？って言うから。そりゃ見てぇーに決まってんじゃん、と思って。｣
イブラヒム｢まじで、しょもしょもしてんのウケんだけど。｣
ローレン｢くっさん、弱すぎ甘すぎ。｣
｢みなとぉ！！ろぉれ、いぶっ！！｣
不破｢はぁい、｣
ローレン｢どった〜〜、｣
イブラヒム｢なに〜〜、もう。｣
葛葉｢お前ら声緩んでんぞ。｣
ガヤガヤとした喧騒と、太陽に死ぬかと思う。
人酔いしそう、と考えながらも、Aを抱き上げたまま、ローレンたちと買い物に来ていた。この前の大声を出して泣かせた時に、泣き止ませるために、好きなもんなんでも買う、と言ってしまったがために、買う羽目になったのだ。ブランドの鞄を。くっそ〜〜〜、まじで財布の紐が緩くなりすぎている。それだけは分かりながらも、可愛らしく｢このかばんもってる、Aちゃんみてみたくない？ちょーかわいいとおもうの、｣という言葉に、1発K.Oを食らったわけだ。わかったよ、買うよとし、この日は買い物行くからコラボ配信できねぇーわ、という話を伝えたのなら、着いていくと言われた。
それでいて現在、抱き上げられているAに甘いのはオレだけでもない。目をキラキラと輝かせ、しっぽを振るAを見つめる。お前を！！！そんな！！！子に！！育てた！！覚えは！！ありません！！！と叫ぼうとしながらも、またでかい声を出したら泣かれるのは分かっていたから、しないけど。はぁー、とため息を吐き出しながら、姫様のご所望であるブランド店へと足を進める。ずらっと並んでいるのを見ながら、値段の桁違いさに涙を流した。まじで、パソコン買えるレベルだろ、ほんとに。そう思いながらも、下ろしては｢さっさと選べ、｣と一言。女の買い物ってなんでこうも時間かかんのかね、それは小さな子供でも変わらない。
｢にーさま、さーしゃにーさま！これ、にあう？｣
葛葉｢似合う似合う。｣
｢いぶたちは？｣
イブラヒム｢似合うよ、お前はなんでも。｣
不破｢かわええけど、湊的にはこっちもお似合いかと、お姫様。｣
ローレン｢案外こーゆーのも似合うんじゃん？｣
お前ら、さりげな見繕うとするのやめろ。調子乗るだろ、その(愛をこめて)ガキが。
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あめ - めっちゃこのお話好きです…！！更新待ってます！！ (2月18日 22時) (
レス) @page37 id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)
(^o^)/(プロフ) - うわうわうわ待ってました大好きです。コメント失礼しました。 (2月7日 0時) (レス) id: b873b0040b (このIDを非表示/違反報告)
poco(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも楽しく読ませて頂いております！釈迦さんとの絡み最高でした！是非、他にも釈迦さんや釈迦さんのお子様との絡み等々投稿して頂けると泣いて喜びます（笑）応援しています！ (2月6日 17時) (レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - 初めまして、作品楽しく読ませて頂いております！ 本編読む前に説明にある「わかった、オレが令和のドラえもんになる、待ってろ。」が好きすぎてそこから進めないことが多いですそれだけですありがとうございました！！ ご自愛くださいー！(？) (10月24日 23時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
なるみや(プロフ) - とてもすきですかわいい (10月24日 2時) (レス) @page9 id: 7e54cbffac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2023年10月22日 0時
