｢これをね？こうするじゃろ？あらま！｣ ページ13
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叶｢いーい？Aちゃん。この画面を見ててね。｣
｢うん！｣
叶｢これをね？こうするじゃろ？それで、このボタンを押しちゃうと？｣
｢と？｣
叶｢あらま、決済完了〜。魔法のカードは便利だねぇ、｣
葛葉｢…………は？叶、叶、まてって。お前今、何した？｣
叶｢ん〜？ん〜、Aちゃんの欲しがってたブランド品のお洋服、買っちゃった♡｣
葛葉｢ざっっけんな！！お前！！！オレが！！！買ってやろうとしたのを！！！奪うな！！！妹を甘やかすのはオレだけでいいだろうが！！！｣
叶｢あれあれ〜、渋ってたくせに？残念だねぇ、葛葉。僕が先に甘やかしちゃった。届いたら連絡するよ、｣
葛葉｢お前えぇええぇ！！！！！兄としての特権奪うな！！！クソがよォ！！！！！！｣
叶｢葛葉、｣
そいつは、にんまりと笑って言う。
｢早い者勝ちだよ、負け組吸血鬼さん♡｣
｢うるせぇよ、天使の皮を被った悪魔が語んな。｣
｢にーさま、かなえ！けんかは、めっ！なんだよぉ！｣
煽るような言葉に、言葉を吐き出す。どこが天使だ、悪魔がという言葉を紡ぎながらも、オレと叶の間をぴょんぴょんと跳ねながら、けんかはめっ！と言うA。手を伸ばし、わしゃわしゃと頭を撫でながら｢喧嘩じゃねーよ。｣というと、じとりっとした瞳を向けられるから、嘘じゃねぇーわと思った。んで、兄様の言葉を疑うかなぁと思っていたのなら、叶はまた笑いながら｢ほんとにしてないよ。｣の言葉に、｢ほんとぉ？｣というA。Aを抱き上げては、変わらずにぎゅうっとくっつくのを感じては、叶はまるで新しい玩具を見つけたかのように、楽しそうにしていた。
どうせ配信とかでいじられるんだろうな、ということだけは察する。まぁまだ叶だけだからいいか、と思う。りりむあたりに会ったら、ぜっっってぇにあれやこれやと言ってくるのは分かっていたから。やかましい、という気持ちになるのは分かっていたから。はぁーっ、と溜息を吐き出すと首を傾げながら｢にーさま。ためいきつくとね、しあわせが、ぴょいっとにげちゃうんだよぉ！｣の言葉に、溜息を吸い込んだ。｢これなら逃げてねぇーな？｣というと、けたけたと笑うものだから、いいかとする。叶は｢葛葉、お兄ちゃんだ。｣の言葉に、うるせぇと返すことしか出来ない。
きっと後悔するって僕、思ったんだよね。→←人の相方にブランド品を強請るな。
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あめ - めっちゃこのお話好きです…！！更新待ってます！！ (2月18日 22時) (
レス) @page37 id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)
(^o^)/(プロフ) - うわうわうわ待ってました大好きです。コメント失礼しました。 (2月7日 0時) (レス) id: b873b0040b (このIDを非表示/違反報告)
poco(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも楽しく読ませて頂いております！釈迦さんとの絡み最高でした！是非、他にも釈迦さんや釈迦さんのお子様との絡み等々投稿して頂けると泣いて喜びます（笑）応援しています！ (2月6日 17時) (レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - 初めまして、作品楽しく読ませて頂いております！ 本編読む前に説明にある「わかった、オレが令和のドラえもんになる、待ってろ。」が好きすぎてそこから進めないことが多いですそれだけですありがとうございました！！ ご自愛くださいー！(？) (10月24日 23時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
なるみや(プロフ) - とてもすきですかわいい (10月24日 2時) (レス) @page9 id: 7e54cbffac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2023年10月22日 0時
