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人の相方にブランド品を強請るな。 ページ12

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この世の人間、魔族やその他種族は、オレの妹に近寄らないで欲しい。




なぜなら、このクソガキ(愛を込めて)は、甘やかされれば甘やかされるほどに、自分の可愛さの自覚と、オネダリの仕方がレベルアップするのだから。ほんとに、お前、いい加減にしろよ。吸血鬼のくせに悪魔みてぇーな子供め、くそ、お前はサイコーに可愛いよ、ほんとに。





「か、なぇ!!」

叶「その子が噂の、葛葉の妹ちゃん?僕の名前知ってるんだ、嬉しいなぁ。」

「にーさまがね、よくね、おはなししてるから!んふふ、Aちゃんはぁ、てんさいちゃんですから!」

葛葉「菓子に釣られるくせ何言ってんだお前。」

叶「可愛い〜〜、そんな天才ちゃんなAちゃんに、叶お兄さんが好きなものをなんでも、う〜ん………。さん、いや、5個!買ってあげよう!!」

葛葉「多すぎだろ、バカ。」

「にーさま、にーさま!このまえ、Aがねだったおよーふく、かなえにみして!」

葛葉「いやおまっ、ブランド品を強請るんじゃありません!!!!」





手を繋いで帰ろうとした時に、面倒のに見つかった。
緩やかな笑みを浮かべ、こちらの姿を視認したかと思えば、駆け寄ってきたのは相方の叶である。そんな叶を見て、名前を呼ぶA。くそ、こいつの前で叶の話をするんじゃなかった、と後悔。叶に妹のこと、話してなかったし。それもあってサブ垢で居たの?という反応をしていたのだから。まぁ教えることでもないか、と思って教えなかったし。ニコニコとしたような笑みを浮かべたまま、しゃがみ、Aと視線を合わせる叶。そしたら、点と点が結ばれたかのようにと、叶の名前を呼ぶA。天才ですから!と言う言葉に、デレデレしながら、甘やかそうとする叶を見下ろした。




5個とか多いだろ、お前は何を言ってんだ。




そしたら、この前Aに、これほしー!と強請られていたブランド品の画面を見せて欲しい、と言われる。馬鹿野郎、お前は人にブランド品を強請るのやめろ!というお叱りをしながら、値段を見れば叶も流石にダメだと言うに違いない。スマホを取りだし、画面を見せたのならば、その金額を見つめていた。「これが欲しいの?」とAに画面を見せながら言うと、この甘ったれは元気よく「ほしい!」と答えていた。ほんとにこいつは、甘やかされ魔人になりやがってと思っていたのなら、叶はにんまりとした笑みを浮かべていた。

「これをね?こうするじゃろ?あらま!」→←人の妹に餌付けするんじゃありません!!



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あめ - めっちゃこのお話好きです…!!更新待ってます!! (2月18日 22時) (レス) @page37 id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)
(^o^)/(プロフ) - うわうわうわ待ってました大好きです。コメント失礼しました。 (2月7日 0時) (レス) id: b873b0040b (このIDを非表示/違反報告)
poco(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも楽しく読ませて頂いております!釈迦さんとの絡み最高でした!是非、他にも釈迦さんや釈迦さんのお子様との絡み等々投稿して頂けると泣いて喜びます(笑)応援しています! (2月6日 17時) (レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - 初めまして、作品楽しく読ませて頂いております! 本編読む前に説明にある「わかった、オレが令和のドラえもんになる、待ってろ。」が好きすぎてそこから進めないことが多いですそれだけですありがとうございました!! ご自愛くださいー!(?) (10月24日 23時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
なるみや(プロフ) - とてもすきですかわいい (10月24日 2時) (レス) @page9 id: 7e54cbffac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ことり | 作成日時:2023年10月22日 0時

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