気づいた時には致死量。 ページ44
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もう手遅れだ、
そんな言葉を考えて目が覚めたのは、
朝の8時だった。
隣には綺麗な寝顔なテヒョンアがいて、
少しびっくりしたけど、
気にしてない。
ふぁっ、と欠伸をこぼしてから、
考えたのはAさんだった。
あぁ、
あぁ、もうダメだ。
これは毒に違いない、なんて誰かが言っていたような。
そんなことを考えながら、
どくっどくっと煩い鼓動に、
変な意識が高まる。
気づいた時には、もう手遅れだ。
JM｢テヒョンア、朝。｣
TH｢お腹すいた、｣
JM｢ご飯だって。｣
TH｢うーーん、………ん、うん。｣
寝起きで、頭が回ってない状態のテヒョンアを、
起こしながら、また欠伸を零した。
気づかない方が良かった？
気づかない方が良かった。
そうやって勝手に考えていたけれど、
そんなの分かるわけない。
だからこそ、困ってしまうんだ。
うーん、うーーんってしながらも、
正解が分からない。
アミのことを考えて、
これからの僕たちのことを考えてってした時。
どれが正解なの？
YG｢ジミナ、悩み事？｣
JM｢あーー、えと。｣
JK｢ジミニヒョン気づいたんですか？｣
TH｢本人は認めてないけどね。｣
そうやって、朝ごはんを食べながら、
ワイワイとしているメンバーを眺めながら、
勝手に話を進められる。、
え、なに？僕には気づかなかったこと、
ヒョンたちは気づいていたってこと？
なんで教えてくれないのさ！
酷いよ、そんなの！
JM｢はぶられた、｣
JN｢で、どうすんの？｣
JM｢え、｣
思わずその言葉に首を傾げて、
きょとんっ、としていたのなら、
ジニヒョンは窓拭き声の笑い声が響く。
なんなんだよ、って感じながら、
目を逸らしたのなら。
どうやら、僕のヒョンたち、親友と弟は、
僕の全てを応援してくれるらしい。
いいの？本当に？
NJ｢まぁ、日本と韓国はかなり遠いけど、
それにジミナがどれぐらい耐えられるか、じゃない？｣
あぁ、もう、そんなのずるいよ。
気づいた時には致死量、
彼女な手紙なしでは生きていけないほどに。
なんて、それは重たいかな。
少しの笑みを零しながら。
JM｢僕はどれぐらいでも耐えられますよ。｣
それは毒に違いない、
けれどそれでもいいと思ったんだ。
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miz(プロフ) - もう、めちゃくちゃ良かったです！楽しみながら読むことが出来ました！！ (2022年2月28日 1時) (
レス) @page50 id: 6ed4b49dda (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - ジミンちゃんとの文通ときめきました/// ステキなお話ありがとうございます! (2022年1月3日 3時) (レス) @page50 id: 8832d32b96 (このIDを非表示/違反報告)
MA SAKA(プロフ) - お話素敵すぎます！続きを楽しみにしてます！ (2021年11月29日 10時) (レス) @page41 id: d6bf311559 (このIDを非表示/違反報告)
Dtpnjtwtvmt(プロフ) - もう一言ですき！！！！！ (2021年10月8日 14時) (レス) @page39 id: e5b6025cac (このIDを非表示/違反報告)
hkh(プロフ) - 楽しみに読ませていただいています。言葉の雰囲気がとても好きで、何度も読み返しています！これからもご無理のないペースで、素敵な言葉を覗かせていただけたら嬉しいです。 (2021年5月9日 19時) (レス) id: f9da484c95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2021年4月9日 11時
