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教えるだけが優しさじゃない。 ページ28

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HS side




その感情の名前を、
その答えを、




僕らは知らないわけがなかった。

それでも閉じ込めていたもので、
暫くは、考えもしていなかったもので。






だからこそ、答えに辿り着くには長いわけで。





たどり着けないときも、あるわけで。
だから、困るんだけどさ。


悩んでるジミナは見てて面白いけど。





JM「やぁ、僕どうしたんだろ。
ヒョン、どう思います?」


HS「さぁね、僕が分かるわけないじゃんか。」





意地悪とか言われても気にしないし、
だって優しいだけが全部ではないし。



その気持ちは、教えられて気づくのは、違うよ。






もしかしたら勘違い、かもしれないし。
そんなわけ、ないけどさ。

でも、




うらやましいのは、かわらないかも。

自らアイドルになったけど、
普通に恋とかは、してみたいよね。





まぁ、アミがいるから、いいんだけど。







JM「じゃあヒョン、」



HS「やぁ、ジミナ。
なんでも教えてあげるのがヒョンじゃないよ。」





だから、僕は今、
お前に意地悪になるけど、嫌わないでね。


成長のため、なんてものはこじつけかもだけど。






JK「俺が教えてあげますよ、ヒョン!」


HS「こら、ジョングギ。
言われて気づいた時、嫌なんだから、やめなさい。」




JK「モジモジしてる、ジミニヒョンを、
見せられてる俺の気持ちですよ。」


HS「夜中に、にやにやしてるジミナを見てる僕の気持ちは?」







JM「マァ!!!怒りますよ!!!!」




方言出てる、と言うよりも前に、
拗ねた顔をされては、



手に持っていたお菓子のゴミを投げられた。

むっ、としては、




ジミナのポッケにゴミをいれた。
汚れるの嫌なんだってば。





JM「やぁ、ヒョン。
ちゃんと捨てる予定でしたよ、僕。」


HS「さぁね、信用ならない〜〜。」




JM「僕とヒョンの仲じゃないですか。」



にこにこしながら、
そんなふうに寄ってくるから、笑いながら、



頭を撫でた。








確かに、優しく教えるのも、それは愛だけど。

ちゃんと言うのだって、
これも愛だってなるもの。





それが僕なりの育てかた、ってやつ。






とってもいい子に育ったでしょ?
僕の可愛い、弟は。

教えてくれてもいいじゃん。→←今だけは、ただの僕でいたい。



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miz(プロフ) - もう、めちゃくちゃ良かったです!楽しみながら読むことが出来ました!! (2022年2月28日 1時) (レス) @page50 id: 6ed4b49dda (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - ジミンちゃんとの文通ときめきました/// ステキなお話ありがとうございます! (2022年1月3日 3時) (レス) @page50 id: 8832d32b96 (このIDを非表示/違反報告)
MA SAKA(プロフ) - お話素敵すぎます!続きを楽しみにしてます! (2021年11月29日 10時) (レス) @page41 id: d6bf311559 (このIDを非表示/違反報告)
Dtpnjtwtvmt(プロフ) - もう一言ですき!!!!! (2021年10月8日 14時) (レス) @page39 id: e5b6025cac (このIDを非表示/違反報告)
hkh(プロフ) - 楽しみに読ませていただいています。言葉の雰囲気がとても好きで、何度も読み返しています!これからもご無理のないペースで、素敵な言葉を覗かせていただけたら嬉しいです。 (2021年5月9日 19時) (レス) id: f9da484c95 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ことり | 作成日時:2021年4月9日 11時

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