拝啓、愛しの日本人。[ 終 ]

いつまでも可愛い俺の弟たち。 ページ21

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YG side




JK｢嫌です！！！！！！！
俺も手紙かく！！！！｣



TH｢ジミナのばかぁ！！！！！｣




JM｢うっっさいねん！！！
文通相手でも募集したらええやろ！！！｣




マンネラインの騒がしい声を聴きながら、
スマホを弄ってた。



ソファに寝転がりながら。





リビングで手紙を書いてるジミナに、
かまちょしてたあとの二人。

本気で嫌がったのか、




邪魔をさらにしたからか、
より1層、って感じ。




うるせぇ、ほんとに。

シンプルに、うるせぇ。




お前らまで、
日本人に手紙書こうとすんなよ。

なーんで、かな。




すぅぐ、そーゆーことしはじめる。

誰かの真似して、
誰かに真似されて。



その度に、喧嘩したり、喜んだり。



あーぁ、うるせぇ。
本当に。めんどくせぇ。




そんなお前らのことだって、大事だなんて、

俺もまた、面倒だよなぁ。




のそりっ、と起き上がったのなら、
肩を揺らして、




顔色を伺うマンネライン。

そうすんなら。最初から、




黙ってろ、バカ。





YG｢なんの喧嘩。｣


JM｢2人が、Aさんに、
手紙を送りたいって言うんです！｣



YG｢テヒョンア、ジョングガ。｣




そう名前を呼べば、
わかりやすく、そっぽを向いた。



子供か、まだ子供だな、ほんと。




兄が持ってるのが欲しくなる、
そんな感じのやつか？




わかんねぇし、



わかりたくもないけど。






YG｢ジミナの文通相手だろ、
欲しいなら募集とかしろ。｣


JK｢違います、
Aさん？にせんせーふこくです。｣



YG｢なにをだよ、それは。｣




呆れながら、
そんなふうに見つめていた。



あー、そうだ、明日やることあったな。

もうそろそろ寝よう、
ほとんど寝てるけど、寝よう。




TH｢ジミナが俺らに構わないのが悪いです。｣



YG｢だってさ、ジミナ。｣


JM｢日本語の勉強邪魔はされたくない！｣





そんな風に、そっぽ向いてる2人を見つめて。
ため息をついてから、



立ち上がって、3人の頭を撫でた。





YG｢俺は寝る、
仲良くしろよ、お前ら。｣




あくびを零しながら、
リビングから出た。


ギャーギャーとした、騒ぎ声が聞こえた。






お前らってほんと、
ヒョンの言うこと聞かないよな、今更だけど。



まぁ、いいよ。






そのままでいろよ、可愛い俺の弟たち。


またひとつ、
あくびが零れた。

日本語で書くの辞めます。→←ごめんね、アミ。

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