拝啓、愛しの日本人。[ 終 ]

ヒョン、気持ち悪いです。 ページ6

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JK side





ジミニヒョンが、
文通を始めて、




返事が来た時から、可笑しい。


いや、ヒョンたちは可笑しいですよ、
変なとこ多いので。




でも、いちばん気持ち悪いです。





一通の返事を永遠と読み返して、
にやにやしちゃってて、
少し悩んだりとか、わからない。




送る返事でも、日本語で、とか。





あとあれ、なんだっけな。
沢山書き直してるし、独り言が多い。







JK｢……………やぁ、
テヒョンイヒョンと同じくらいに、わからない。｣



JM｢ジョングギ、それヒョンに言った？｣


JK｢言いました。｣




呆れた瞳を向けながら、
あなたを見つめたんだ。



別に、関係ないけど。

手元にある、あなたの手紙を見つめて。
そんな、






頑張ることなのかな。



もはやメールした方が早いじゃん。
なのに、わざわざ手紙。



だって、ファンレターとは別だし。






だから、うるさいんですって、ジミニヒョン。



JK｢ジニヒョン、
あれは重症だと思いませんか。｣


JN｢ヒョンは、お前も十分変だと思うよ。｣





そんな言葉に笑いながら、
背中をたたいた、むかつきも込めて。



ジニヒョン、全員変ですよ。






知ってます？
俺たち、芸人でアイドルって言われてますよ。





俺たちアイドルなのに、アイドル副業言われてます。








JN｢ジミナ、なんであんなに、
にやにやしてるの？怖い、｣


JK｢日本人からの手紙です。｣





JN｢例の文通相手か、｣





思い出したような言葉。
なんで忘れたんですか。



ほかの雑誌を読んだら、



案外文通相手募集は多かった。






コロナだからかな、
人との関わりが欲しいみたい。



俺も、アミに会いたいや。






今度、V LIVEやろう。


StayHomeなんて言われながら、
宿舎にいるのは変わらない。





食べに行けないのも、


中々に仕事が出来ないのも、
アミに会えないのも、嫌だな。







JK｢ジニヒョン、V LIVEしませんか。｣


JN｢EAT JINね。｣





まぁそれでもいいですけど、
なんでも、いいです。





アミに会えるなら。








それで今も尚、
にやけてるジミニヒョン。




頬の筋肉緩みすぎですよ、ヒョン。

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