日本からお届け物です。 ページ14
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NJ side
『お届け物でーす。』
宿舎に居たのなら、
インターホンが鳴って、荷物が届いた。
NJ「ありがとうございます、」
『パク・ジミンさん宛になります。
日本からですね、お酒が届いてます。』
目の前にある、
クール便?っていうのかな。
そんなものを渡されては、
まぁ一緒に暮らしてるし、
なんて気持ちで、サインをして受け取る。
手紙もつけられて。
NJ「ジミナ、荷物届いたよ。」
JM「わぁ、凄いですね。
誰からですか?」
NJ「いーづか、Aさん、からかな。
お酒と、あとお手紙、だ。」
JM「えっ、え。嘘、」
目の前で、うれしそうにして、
頬を緩めている可愛い弟。
近くにいて、くっついてたテヒョンを、
引き剥がしてから、
こっちに来た。
テヒョン、すごい顔だよ、今。
あぁ、そんな顔しないでよ、兄さん怖い。
TH「で、その荷物なんなの。」
JM「Aさんからの荷物だよ。
この前の手紙で、日本のもので欲しいのあるか、
聞かれたからさ。
お酒が得意じゃない人でも飲めるお酒って、
いったら、何個か送ってくれたみたいで。
あんまり、アルコール強くないのと、
柑橘系なんだって。
テヒョンとホソギヒョンも飲めたらなって、」
えへえへっと笑いながら、
荷物を開け始める。
その言葉に、わかりやすく、
嬉しそうにするテヒョン。
NJ「ジミナは何送るの、」
JM「手紙で、聞いたら、
コスメとか、日常用品って書いてありました。
僕が使ってるのとかでも、いーんですかね。」
開けてから、
お酒を眺めては、テヒョンに渡していて。
首を傾げていた。
んまぁ、難しい漢字とか、
あと、ひらがな表記が多いからかな。
わっ、ほんとに柑橘系が多い。
一個、強いのも入ってるけど、
なんでだろうね。
TH「えっ、俺でも飲めるやつかな。
1口飲みたい、
ジョングガ、コップ持ってきて。」
JK「俺、強いの飲みたいです!!」
JN「料理酒まで入ってるぞ、これ。
やぁーー、ユンギヤ、これ使って夜ごはん作ろ。」
YG「いいですよ。」
日本からの贈り物、
少しぐらいなら、いいのかな。
嬉しそうに、また手紙を読むジミナを見た。
やぁ、なんだその顔。
恋した少年って感じで。
なんで、とは、聞けなかったけど。
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miz(プロフ) - もう、めちゃくちゃ良かったです!楽しみながら読むことが出来ました!! (2022年2月28日 1時) (レス) @page50 id: 6ed4b49dda (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - ジミンちゃんとの文通ときめきました/// ステキなお話ありがとうございます! (2022年1月3日 3時) (レス) @page50 id: 8832d32b96 (このIDを非表示/違反報告)
MA SAKA(プロフ) - お話素敵すぎます!続きを楽しみにしてます! (2021年11月29日 10時) (レス) @page41 id: d6bf311559 (このIDを非表示/違反報告)
Dtpnjtwtvmt(プロフ) - もう一言ですき!!!!! (2021年10月8日 14時) (レス) @page39 id: e5b6025cac (このIDを非表示/違反報告)
hkh(プロフ) - 楽しみに読ませていただいています。言葉の雰囲気がとても好きで、何度も読み返しています!これからもご無理のないペースで、素敵な言葉を覗かせていただけたら嬉しいです。 (2021年5月9日 19時) (レス) id: f9da484c95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことり | 作成日時:2021年4月9日 11時