『JIN、距離感近いんだって。』 ページ8
.
テレビ局については、
トーク番組の収録が始まる。
予想通り、Aとのことが多かった。
『フラれたんだって？』
『まぁ予想はしてたけど、
でも、ふられるとは、思ってなかったです。』
で、なんで、席の隣にお前がいんの。
わからないなぁ、ほんと。
ずっと居んじゃん。
｢私がふったの、間違いみたいな感じなの、
なんで？？JINのことは好きですよ、
親友としては、いい幼馴染を持ちました。｣
ぐっ、と親指を立てながら、
カメラ目線での言葉。
Aさん、隣に本人います。
俺の傷ついた心を更に刺すのやめてください。
JN｢ワールドワイドハンサムからふりました、
そこは間違えないでください。｣
｢また再現しましょうか、JINさん。
Earthたちからも、アミさんたちからも好評だったやつ。｣
JN｢あれはおかしいだろ、だって。
俺が目の前にいるのに、俺役してるんだから。｣
昨日のあれを思い出したのか、
笑っては、声がもはや出てない。
無音の笑いで、背中を叩かれ、肩に顔を埋められる。
本当に、おかしいよ、この子。
俺少し心配。
JN｢本当に笑い方が酷いと思います。
あれは間違いでした、以上です。
それと俺からふりました、次行きましょう。｣
『Flareの再現ってのは？』
未だに笑ってるAの手を握って、
離れるようにと、態度でいう。
まだ笑ってたの、あなた。
しーっ、としたのなら、頷かれる。
｢あーー、ほんっとおっかし。
なんで私、JINさんのこと使わなかったんだろ。｣
JIN｢かっこよすぎる俺が直視出来なかったからだよ。｣
はいはい、なんてしながら、
さっさとちゃんと座るように、
未だに近い距離なのと、
なんでか服を握られてるから、
ぽんぽん、と手を軽く叩く。
周りの人に、すごい見られる。
だから毎回噂されますね、
何度も言ったからね、俺。
『距離が、幼馴染って距離じゃないよ。
恋人ぐらいの距離と、なれが凄いんだけど。』
『これは、2人ともわかってないやつだ。』
顔を合わせて、分からないって顔。
ほんとお前、キョトンっとした顔、
鳩みたいだな。
近いんだって、距離。
気にしたこと無かったや。
『JIN、隣に居すぎだって。』→←『JIN、本気だったんだって。』
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たまた(プロフ) - 話の流れから設定まで、好きすぎてずっと更新楽しみにしてました！最後の終わり方も個人的に好きすぎる展開でほんとに好きです…（語彙力…）次回作も楽しみにしてます！ (2021年4月19日 1時) (
レス) id: 97cb76f102 (このIDを非表示/違反報告)
おとぅふ - え、待って、めっちゃドキドキする！！ この話すっごく好きです…!!!!! 更新ファイティンです！ (2021年4月6日 21時) (レス) id: 5f9ecc3d1c (このIDを非表示/違反報告)
茉奈(プロフ) - めっちゃ面白いです！これからの展開楽しみにしてます！！更新頑張ってください！！！！ (2021年4月2日 10時) (レス) id: 064a1fcd1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2021年3月30日 15時
