『JIN、反省してないんだって。』 ページ25
.
俺らって、
本当に反省しないよな。
だって、2人して買い物だもん。
おい、お前、
流れるようにGUCCI行くなよ。
自腹な。
｢迷惑かけたんだから、
なんか買ってくれても良くない？｣
JN｢俺の長年の気持ちを、
ズタボロにしたので、買ってくれ。｣
そんなやり取りをしながら、
服を見ては、似合うとかどーの。
うん、見られてるけど。
そりゃ、ワールドワイドハンサムなのでね。
注目の的は変わりませんよ、
俺かっこいいし、そんなのわかってる。
｢ねぇ、これどう？
可愛いと思わない、このピアス。｣
GUCCIにきといて、
チョイスがピアスなの、馬鹿なのかな。
服を見ろ。
まぁ、いいけど。
確かに、可愛いとは思うし。
JN｢いくら？｣
｢8万、｣
その言葉に、笑っては、
もはや声が出ないほどで。
Aの背中を叩いてしまう。
お腹痛い、本当にわかんない。
可愛くないよ、もはや。
JN｢8万？？｣
｢ダイヤで、80万も見つけたよ、ジナ。｣
JN｢ぜっっったいに、それは買わないからな？｣
無理、それは本当に無理。
俺のとこから、金は出ません。
限度額は決めてないけど。
店員さん困ってるだろ。
ピアスを見せてもらいながら、
値段聞いて笑ってるんだもん。
お忍びもなんもないじゃん。
JN｢やぁ、はやく決めろって。｣
｢待ってよ、いくらまで？｣
JN｢なんでもいいよ、むしろ。｣
呆れながら、
ほかのを見ながら、そんなふうに。
Aにはなんでも似合うじゃん。
服に着られる、じゃなくて、
服を着てる側だもんな、俺らってさ。
髪の隙間から見える、ピアス。
じゃあなに、プレゼントしたら付けてくれんの。
JN｢……………このピアス、ふたつ。
Aには言わずに、お願いします。｣
8万、って高いな、やっぱり。
それを、二個ってばかだね、俺。
だって、買おうか悩んでるんだから。
仕方ないやつ、
だから自分の買い物、さっさとしろって。
｢ジナ、私可愛くて、なんでも似合っちゃう。｣
JN｢早くしてよ、他のとこも行くんでしょ。｣
何つけても、可愛いから、
大丈夫だから、はやくしな、A。
お前は、世界で1番可愛いよ。
『JIN、紳士的だって。』→←『JIN、諦めが悪いんだって。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 842人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たまた(プロフ) - 話の流れから設定まで、好きすぎてずっと更新楽しみにしてました！最後の終わり方も個人的に好きすぎる展開でほんとに好きです…（語彙力…）次回作も楽しみにしてます！ (2021年4月19日 1時) (
レス) id: 97cb76f102 (このIDを非表示/違反報告)
おとぅふ - え、待って、めっちゃドキドキする！！ この話すっごく好きです…!!!!! 更新ファイティンです！ (2021年4月6日 21時) (レス) id: 5f9ecc3d1c (このIDを非表示/違反報告)
茉奈(プロフ) - めっちゃ面白いです！これからの展開楽しみにしてます！！更新頑張ってください！！！！ (2021年4月2日 10時) (レス) id: 064a1fcd1c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ことり
| 作成日時：2021年3月30日 15時
