やめてください！私はまだピュアなんです！！ ページ23
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初対面でびっちと言われたことはあるか？
私はある、なんなら、さっきである。くそが。
｢どこの誰がビッチだ、殺すぞ。｣
葛葉｢なに、なんか言われたの？｣
｢私と坂城さんでビッチコンビだって、笑えねぇー。｣
坂城｢私はまだマシだよ、くずくんたちに抱かれてないので。｣
｢抱かれた私はビッチって言いたいの？｣
叶｢食事中、やめなさい。｣
はぁーい、と間延びした声を出す。お弁当ではなかったから、購買へと行けば、後輩に｢びっち先輩だ。｣と言われのだ。不名誉である。ここまでピュアな子なんて存在しないが？という気持ち。くそ、余りにもふざけすぎている、と思っていたのならば、叶くんに怒られてしまった。すいません、としながらパンを食べる。葛葉くんは授業中寝てはいるものの、出席するようにはなった。当てられても答えられているのを見ると、やはり頭の出来が違うのだろう。悔しい限りである。私はこんなにも頑張ってるのに、と思いながらコーヒー牛乳を飲む。ほかの3人は分からなかった。でも各々の場所に居るのだろう。そこに行くのも別にいいんだけど、歩み寄る必要性は無いと思ってしまう。
ずごごっ、と底を尽きたコーヒー牛乳。ちらり、廊下を見たのならば、変わらずに女の子たちに囲まれている不破くん。まぁ別にいいんじゃないかなぁ？と思いながらも、授業に出て欲しいし、テストにも出てほしいと願っている。そんなことを考えながら、デザートとしてのプリンをあけては、一口食べた。葛葉くんがこちらを見つめるから、欲しいってことなのかな？と思いながらも、私は食い意地を張り、嫌だと思いながら、隠すように食べた。｢そこは寄越すべきだろ。｣という言葉に｢金払えよ！｣と言ってやった。叶くんが葛葉くんの服裾を引き、はいこれとプリンを出していたのを見て｢甘やかすからだよ！叶くん！！｣と言うとにこやかに笑っていた。お前が原因だろうが。
叶｢甘やかした記憶はないよ。｣
三枝｢甘やかしてはいるよ、叶さん。｣
アクシア｢Aちゃんよりも。｣
｢クソ、ゴミが。｣
叶｢葛葉、ちなみに200円だからね。｣
葛葉｢あーオレさ、使ってる通貨が違うから。｣
叶｢は？｣
葛葉｢ポンドなんだよね、俺。ほら、｣
｢モノホンだすやん。｣
叶｢じゃいいよ、200円分頂戴。｣
葛葉｢なんでだよ、黙ってよこせ。｣
なんだこへ、何してんだ、こいつら。
女関係ってめんどくさいでしょうに。→←私の右手が出るとこだった、握力17だけど。
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あさき(プロフ) - 完結ほんとにおめでとうございます！！！！他の作品もぜひぜひ！応援させていただきます！！ (11月18日 19時) (
レス) @page50 id: 2e9509526a (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 完結おめでとうございます。恋愛の描写もすごく面白かったけれど、それ以上に主人公の考え方が興味深くて読んでてとても楽しかったです。ことりさんの作品は恋愛だけじゃないところが好きです。とても面白い作品をありがとうございました。 (11月17日 1時) (レス) @page50 id: bab803b5e4 (このIDを非表示/違反報告)
ty. - 完結おめでとうございます！毎日毎日更新楽しみにしてました、次回作待ってます！！ (11月16日 23時) (レス) @page50 id: 6fcf6de5f3 (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 完結おめでとうございます！通知が来る度ウキウキして、読んだらいつも幸せでした。ことりさんの作品本当に大好きです。また素敵な作品をお願いします！影ながら応援させていただきます！ (11月16日 23時) (レス) @page50 id: 039532f02f (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - コメント失礼します。私2j3jの人達全員推しなのと逆ハー大好物なので嬉しいです！出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください。楽しみにしてます。 (10月30日 18時) (レス) @page27 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2023年9月20日 22時
