私の右手だって可哀想だろうが。 ページ25
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赤城｢はい、Aちゃん、あーん。｣
｢食えるって、なぁ！｣
佐伯｢逆ハーレムってやつか！！｣
｢右手のこれに関しては、健屋先生が大袈裟なだけだって！痺れてる程度だから！！赤城くん、まって、ちがっ、フォーク！！フォーク普通に私の頬に、刺さってんだって！！｣
緋八｢にしても、ライ。怒っとったで〜？考え無しや〜って。｣
宇佐美｢俺ら見たく接近戦得意でもないのに突っ込むからぁ。ライを泣かすなて。｣
｢悪いことしたとは思うよ、それは。それに、皆のこと、そもそもこの学校にまで付き合わせたことも。｣
赤城｢Aちゃんって反省出来るんだねぇ、偉い偉い。｣
｢巻き込んでよかった〜、お前らのこと。｣
右手の痺れは、どうやら2日かかるらしい。
聖魔法をやはり契約状態だったのもあり、聖魔法のプライド的に私のこのシビレは直せてなかったらしい。ふざけるな、負けただろうが！！意地張りやがって！！！そう思いながらも、それで叶先輩を責めるのも違くはあるし。はぁーーっ、とため息を吐き出し、ぐるぐる巻きにされた右手を見る。それに対して赤城くんは使えないと思ったのか、ゴハンをあーんってしてくるけれど、拒否をして。けど尚も向けてくるし、フォークが私の頬にくっ付いている。痛い、痛い痛い痛い！！！おかしいよコイツ！！！緋八くんと宇佐美くんからも少しのお叱りを受けていた。そもそも、この8人はこの学校に来なくても良かった。
大方、私の暴走というか、考え無しを止めるためか、私が何もしない時の予備軍だろう。申し訳ないと思ってたが、赤城くんの言葉に、前言撤回してやる。良かったよ、お前らを巻き込めて。そんなことを言うと緋八くんはケラケラ笑いながら｢例え上がなんと言おうと、俺らは来とったよ、ここに。｣ていうから、うるさいなぁって思っちゃった。右隣に座る赤城くんに関しては｢Aちゃんが無事で良かったって思ってるよ、僕ら。｣て、柔らかく微笑みながら言うから。それに、はぁーってため息を吐き出して、向けられてたフォークに乗ってる、ハンバーグを一口食べた。
｢心配かけてごめんって、｣
佐伯｢心臓止まるかと思った。｣
｢悪かったって思ってる。｣
宇佐美｢ばか。｣
｢馬鹿で悪かったな。｣
赤城｢僕らが何を言ってもさ、Aちゃんは無茶するし、突っ込んでいくよね。｣
緋八｢俺らにコテンパンにされとったけどな！！｣
｢緋八くんだけ、指をぶつけますように。｣
僕らにとって、大事な子。→←私、君たち以外のことは、どうでもいいよ。
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はちみつ(プロフ) - めっちゃ面白いです！続き楽しみにしてます*ˊᵕˋ) (11月10日 21時) (
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作者名：ことり
| 作成日時：2023年11月7日 20時
