メンヘラ(?)五条の取扱書【呪術廻戦】

32.おでかけ ページ32

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あれからというもの、普通の日が続いた。
特に何かが起こるわけでも無く、本当に普通の日常だった。

「んーーっ！」

今日は、休日。
硝子とショッピングに行く約束をしている日。

新調したトップスを着た。
肩が大胆に見えるオフショルダーなんて物は私には着れないから、ショルダーカットトップスにした。

「硝子おまたせ！」

寮を出ると、大人っぽい格好をした硝子が待っていてくれた。

硝「珍しい服着てるね、可愛い」

こういう服を悟の前で着たら多分止められるけれど、今日は硝子とお出かけだし気にしないことにした。

硝「さっ、行こっか」

悟はと言うと、体調を崩して寝込んでいるらしい。
お見舞いに行こうかと聞いても拒否されてしまった。

よっぽど体調が悪いんだろうなあ…。
帰りにコンビニで何か買ってお見舞いに行ってあげようと思った。

✱

「このパフェ美味しいよ」

時間を持て余し手しまったのでカフェに来た。
ここのカフェは人気らしく、人がぞろぞろと入って来る度に入店音がチリンと連続で鳴る。

硝「え？」

私の目の前に座る硝子が、手に持っていたステックシュガーを落とした。

「硝子？どうしたの？」

硝「ダメ！見たらダメ！」

私は入口に背中を向けていたから、硝子の見つめる方向に目を向けようとした時硝子に目を塞がられた。




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