第一話 ページ1
ジリリリ…
ジリリリ…ジリリリ…
カチ
朝の静けさに似合わない目覚まし時計の音をやっとの思いで消す
隣には、まあ、なんというか、保護者というにはふしだらな、恋人いうにはあまりに勿体ない男が寝ている
五条悟…彼の白いまつ毛に白い髪、白い肌
眠っていると人形のようで…少し怖くなる
「先生」
私は彼の家に転がり込んでいる
馬鹿でかいタワーマンションの最上階、隣人との付き合いなんてものはほぼない。お互いに他人を決め込んでいる
だからこそ良い大人の男の家に女子高校生が居てもなにも言われない
「んっ……んー…」
まだ目はつむったまま、屈伸をして、小さく丸まる先生
「もう7時だよ、起きて」
「じゃあ、ちゅーしてほしいなぁ」
先生はいつも、突拍子もないことを言って私を困らせる
「いいですよ」
でも、私はもうこんな事じゃ動じない程度にこの五条悟という男の突拍子もない所に慣れてしまった
ちゅっと軽く頬にキスをして、さっとベットから降りてカーテンを開ける
入ってくる陽射しに目を細めたが、直ぐに光に目は慣れた
「ほっぺとかずるい」
「ずるくない」
最強だのなんだの言われているが、家では小動物みたいな人だ
小動物は可愛くいいすぎかな、
先生が私を女としてみているのは分かっているが、まあ、気づかないように触れないようにしている
だって、私には勿体ないから
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にき(プロフ) - うわあああああ!めっちゃいい所で、、、、🥺 (2022年8月19日 17時) (レス) @page22 id: 219a3eddad (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2022年5月15日 22時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリウム - 五条さんヤバす。(^-^) (2021年1月8日 17時) (レス) id: ee5175e3cd (このIDを非表示/違反報告)
エト(プロフ) - 凛さん» 悟さん最高過ぎますねほんと (2020年11月26日 17時) (レス) id: 744ad6965b (このIDを非表示/違反報告)
凛 - きゃー悟さんかっこいい (2020年11月26日 16時) (レス) id: 2e0d297429 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エト | 作成日時:2020年11月25日 19時