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ページ40

「ん、ん...」


只、時間が止まっているのか、と錯覚するほどの長い接吻。


然し、舌が這入って来ない事為、安心して、彼の首に腕を回した。


『...!!』

鼻から少し漏れた温かい息が、顔に掛る。


「ンッ、、んぅ!??」

突然の感触に、唇を離しそうになるが、必死に食らいつく。


やばい。息が、続かない。

様子を伺うと、太宰さんは興味深そうな眼で、私を眺めている。


口内で、舌を引っ込めると、其れを逃がさない、と云う様に舌を絡めてきた。

じゅる、といういやらしい音と共に、舌が吸われ、唾液が口の端から垂れた。


「ッハ!」

もう無理だ、と気付いた頃には、口を離した。



『あ。離したね。君の負けだ。』


「っは、あ...も、舌、なんで....」

『ふふ...じゃあ君にはお仕置きを受けてもらおうか。』


ガタン、と大きな音を立て、執務室の机に押し付けられ、シャツの釦を外される。

「、だざ、いさ、...いや...」


ふるふると首を振るも、太宰さんは手を止めない。

シャツの下の、キャミソールに、手が這入り込んで、愛しむようにお腹を撫でた。


太宰さんの体温。

『お仕置き、だからねぇ。もっと厳しくないと。』


「っ、て、やめ、っあ、...は、ぁ」

今度はブラジャーの下に手が滑り込み、二つの山を執拗に触る。


「あ、あ...っ...もう、も、う、ゆる、し...」

『感じてる?』

艶かしい声で訊く間も、いやらしい手つきで触れてくる。


「ッ、あ、ぅ」


『ちゃんと喋りなよ。』


「っ、かんじ、てます、」



声を出さない様に、口を手で塞ぐ。


『家に帰ったら、もっとしてあげる。君のお望みのままに。』

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桜深 奏(プロフ) - うどんさん» そうですか… (2018年6月6日 7時) (レス) id: 9f2d58895d (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - どうやら最新作にURLが上書きされてしまったようです…何度もすみません… (2018年6月6日 6時) (レス) id: d550fea9be (このIDを非表示/違反報告)
桜深 奏(プロフ) - 問い合わせフォームにURLを教えて欲しいと言えば教えてくださる筈です! (2018年6月6日 6時) (レス) id: 9f2d58895d (このIDを非表示/違反報告)
桜深 奏(プロフ) - 今見たのですが、ネットの方でも作品が見れないので、問い合わせフォームに行った方がいいかもしれません。 (2018年6月6日 6時) (レス) id: 9f2d58895d (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - できませんどうしましょうえっと (2018年6月5日 23時) (レス) id: dfb4fe35b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うどん | 作成日時:2018年5月22日 23時

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