僕らの末っ子ちゃん

お迎え ページ24

Aside
今日はラウ君が学校まで迎えに来てくれるっぽいけど学校中の女子が怖いな〜。さっさと帰ろ。

友1「ねぇAその手大丈夫なの？」
友2「ホントだよ。もう。あーそれ持つ。｣
『大丈夫だよ。気にしないで。』
友3「気にする気にする。Aは、人気者なんだから。今日もどんなけ校門で待ち伏せしてたか。そしたら皆Aちゃん大丈夫?とかAちゃん大丈夫ですか？とかってなってたじゃん。｣
『そうだったんだ。いろいろと考えてたから覚えてないや。』
友2「今日全校朝礼で、2曲とも踊らないものにしたんだね。｣
『それなら楽しみにしてた人も楽しめるでしょ。』

私の学校では全校朝礼があると私がパフォーマンス的な感じで、歌って踊るんです。私がOKしたので実現できたんですけどね。その代わり、ファンサ無し、接近無しで席は、抽選。グッツ売買などがあったら中止になるっていう条件付き。もちろん撮影禁止。青い鳥などえの書き込みも禁止。

友1「Aらしいよ。｣
『そうかな。』
友2「そうだよ‼️ってかA今日は？｣
『今日は最後まで授業受けれます。』
友3「そんな手でノート書ける？｣
『大丈夫。皆自分の事に集中しなよ。Aは、まあなんとかなるから。』
友2「ほかっとけないよ。｣
友3「だって親友でしょ。｣
『ありがとう。(ﾆｺｯ』
友1「あざとい容疑で、緊急逮捕!｣
『わぁ逮捕されちゃった〜。』
友2「それもあざとい。流石だわ。｣
友3「ねえA。そんなにあざといのにどうしたらあんなかっこ良くなるわけ?声も低くなるし。｣
『ん〜？分からない。』
友3「一番低い声どんくらい？｣
友1「じゃあ一番低い声で、大好きって言ってみて。｣
『大好き。』
友2「めっちゃ低い。｣
友1「ダメ…好き。｣
『何言ってるの？』

〜そこからいろいろあって〜

『じゃあまた明日ね3人とも。』
友2「A帰らないの？｣
『今から仕事。』
友3「頑張ってね。｣
『迎えが来た。じゃあね。』
友達「バイバーイ。｣



『ラウ君ごめん。』
ラ「こんなところじゃ人の目があるから向こう行こ。｣
『うん。(ﾆｺｯ』
ラ「んっ。｣
『えっ恥ずかしい。(ﾃﾚｯ』
ラ「可愛い。いいじゃん映画ではカレカノなんだから。｣
『わかった。』

ｷﾞｭｯ

ラ「手繋ぐの映画以外じゃ久しぶりだね。｣
『そうだね。ラウ君の手大きい。』
ラ「A手、小さく見える。｣
「wwwwwwwww｣

恥ずかしくてラウ君、かっこいいね。って思ってても何て言えないや。








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