第百三十一話 ページ43
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そろそろ、出番かしらん
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「好きな野球で負けたくない。野球部追い出されて、Ｅ組に来て・・・・・・。むしろ、その思いが強くなった。・・・・・・こいつらとチーム組んで勝ちたい！！」
ああ。杉野君、君はなんて真っ直ぐな声で語り掛けるのだろう。私は、なんにも役に立てない私は、今ほんの少しだけ君の為に何かをしてあげたいと思ってしまった。
心がじわじわと、暖かくなる。気が付けば、頭の中に流れてきていた声も体の震えも嘘のように治まっていた。
「・・・・・・まぁ、でも。やっぱ無理かな殺せんせー」
はにかんだように、笑う杉野君。
そんな事ないと思うよ、と声を掛けようとして私は再びびしり、と固まった。
視線の先には、殺せんせー。しかし、両手には否触手には大量の野球道具。
何時の間に着替えてのか、ユニフォームと帽子までかぶっている。
「おっ・・・・・・おう。殺せんせーも野球したいのは、よく伝わった」
リアクションに困ったように、杉野君は先生にフォローを入れる。
「先生一度、スポ根モノの熱血コーチやりたかったんです。殴ったりは、出来ないんでちゃぶ台返しで代用します」
「用意良すぎだろ！！」
ちゃぶ台片手にそんな事を言ってのける殺せんせーに、Ｅ組のツッコミがさく裂した。
どこから持ってきたんだそのちゃぶ台。しかも、きちんと食事がセットしてある。
昭和からタイムスリップしてきた頑固おやじか、あんたは。
「最近の君たちは、目的意識をはっきりと口にするようになりました。殺りたい、勝ちたい。どんな困難な目標にも揺るがずに」
先生の言葉を聞きながら、今までの事を振り返る。
確かに、そうかもしれない。そうさせるのは、きっと殺せんせー貴方の存在が大きいんですよ。
先生と居れば変われる、と思わせてくれるから。
「その心意気に応えて、殺監督が勝てる作戦とトレーニングを授けましょう！！」
やる気満々の殺せんせーに、私は苦笑を漏らす。
周りを見ると、皆も目に闘志を燃やした目で拳を高く突き上げていた。
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「で、Aちゃん。」
「な、何かな赤羽君」
「球技大会、ばっくれたりしないよね？」
早速、今日の放課後から野球の練習が始まるらしい。
皆ジャージにに着替え、グランドへ集合していた。女子も少しだけ、バスケの練習をするらしく、私も着替え校舎を出ようとした所を、待ち構えていた赤羽君に捕まっていた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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ねるね(プロフ) - きっとホコさん、もう占ツク離れしちゃってるだろうし、私の、もと乃愛のこと忘れちゃってるだろうけど、なんだか久しぶりに来てしまったよ。全然ちょくちょく顔出せてなかった私が悔しい。占ツクで初めてどハマりした作品。ホコさん今でも大好きだよ。 (2018年4月3日 0時) (
レス) id: 13459ee81f (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 妹ちゃんいったい何者なんやぁぁぁぁぁぁっ← いつも楽しませてもらってます！これからも応援してるので頑張ってください！！(・∀・) (2016年11月19日 13時) (レス) id: 06f3d584d6 (このIDを非表示/違反報告)
ホコ(プロフ) - うーたん。さん» 続編出来ました！見てくださると嬉しいです！！ありがとうございます！ (2015年5月5日 18時) (レス) id: a001dadb5e (このIDを非表示/違反報告)
うーたん。 - 続編！？とても楽しみにしていますね♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪ (2015年4月27日 0時) (レス) id: 11f7b338a9 (このIDを非表示/違反報告)
ホコ(プロフ) - マムさん» ありがとうございます。カッコいいだなんて！私の書く業君は変態になりがちなので、そう言って貰えてうれしいです。恋愛パート頑張りますね(笑) (2015年4月25日 22時) (レス) id: 28a3503210 (このIDを非表示/違反報告)
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