第百二十三話 ページ34
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屁理屈卑屈
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「カッコ良く怒ってたね〜、”どこでそれを手に入れたッ！！””その触手をッ！！”」
「いやああ、言わないで狭間さん！！改めて自分で聞くと、逃げ出したい！！」
「え！？そんな事言ってたの、先生・・・・・・」
「Aさん、ドン引きしなが言わないで下さい！先生の繊細な心は、折れそうです」
いや、ドン引きしたのは身体が勝手に反応しただけですが。
相変わらず、もじもじと教卓で身をくねらせるタコに突っ込む気力も失せ始めていた。
後から、茅野さんに聞いた話からすると、どうやらイトナ君が触手を出したとき
殺せんせーの怒り具合は尋常じゃなかったそうだ。
「因みに、先生は初めイトナ君に、観客に危害を与えると負けって宣言してから試合を
始めたんだけど・・・・・・」
「え？私、危害を加えられたのに、試合続行してましたよね？」
「んー、Aちゃんは、観客って見なされなかったんじゃない？」
そんな馬鹿な。
だったら、あの二人は私を何だと思ってたんだ。
「つかみどころの無い天然キャラで売ってたのに、ああも真面目な顔を見せてはキャラが
崩れる」
「・・・・・・自分のキャラを計算してんのが腹立つな」
全くです。
「・・・・・・でも、驚いたわ。あのイトナって子、まさか触手をだすなんてね」
試合の行方を隅で見守っていたビッチ先生が言った言葉に、私の身体は分かりやすく
びくりと反応した。
触手の事、ちゃんと事前に言えば良かった。
けれど、私は自分を守るために真実をあえて先生に伝えなかったのだ。
私って本当に
「・・・・・・最低」
ボソッと小さい声で呟いた言葉は、幸い誰にも聞こえていなかった。
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「・・・・・・ねぇ、殺せんせー説明してよ。あの二人との関係を」
その台詞は、誰もが皆心の中で思っていた言葉だった。
謎の白装束。
自称先生の弟だと名乗る、触手を持った転校生。
奇妙な出来事が立て続けにおき、私たちは少しばかり混乱していた。
「先生の正体、いつも適当にはぐらかされてたけど・・・・・・。あんなの見たら聞かずには
いられないぜ」
「・・・・・・」
「そうだよ私たち生徒だよ？先生の事よく知る権利あるはずでしょ？」
捲し立てられるように、続けられる言葉に殺せんせーは遂に、沈黙を破った。
「仕方ない。真実を話さなくてはなりませんねぇ」
彼の口からはどんな言葉が出るのか。
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ねるね(プロフ) - きっとホコさん、もう占ツク離れしちゃってるだろうし、私の、もと乃愛のこと忘れちゃってるだろうけど、なんだか久しぶりに来てしまったよ。全然ちょくちょく顔出せてなかった私が悔しい。占ツクで初めてどハマりした作品。ホコさん今でも大好きだよ。 (2018年4月3日 0時) (
レス) id: 13459ee81f (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 妹ちゃんいったい何者なんやぁぁぁぁぁぁっ← いつも楽しませてもらってます！これからも応援してるので頑張ってください！！(・∀・) (2016年11月19日 13時) (レス) id: 06f3d584d6 (このIDを非表示/違反報告)
ホコ(プロフ) - うーたん。さん» 続編出来ました！見てくださると嬉しいです！！ありがとうございます！ (2015年5月5日 18時) (レス) id: a001dadb5e (このIDを非表示/違反報告)
うーたん。 - 続編！？とても楽しみにしていますね♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪ (2015年4月27日 0時) (レス) id: 11f7b338a9 (このIDを非表示/違反報告)
ホコ(プロフ) - マムさん» ありがとうございます。カッコいいだなんて！私の書く業君は変態になりがちなので、そう言って貰えてうれしいです。恋愛パート頑張りますね(笑) (2015年4月25日 22時) (レス) id: 28a3503210 (このIDを非表示/違反報告)
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