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第百十話 ページ19



「俺は、同情なんかしてない」

しばらくの沈黙の後赤羽業は、絞りだすように声を出した。

「だったら――」

「けど!俺はAちゃんが好きなんだよ。フラレても、拒絶されても
 嫌われても、大好きなんだ。だって」

Aちゃんは、優しいから。
俺、知ってるよAちゃんは昔から優しいの。

「何言ってる――」

そんなんじゃない。
私は優しくない。身勝手な理由で、赤羽君の心を傷つけた。
フッたのも、『過去の赤羽君を知らないから』なんて理由なんかじゃない。

ただ、私は『失敗作』で赤羽君の隣に居たら自分が壊れていく感じがして
上から目線で同情されているようで、

私は、彼を音色に重ねていて何時か赤羽君も壊してしまうんじゃないかって――

「・・・・・・え」

「Aちゃん?」

今、私は何て思考した?

赤羽君も?『も』って何?

私は――。

ぷつん。
そんな間抜けな音と共に私の意識は、事切れた。
==================

だれかがわらっている。
こどものこえがする。
きみじゃない。
きみはどこ?
どこにいるの?

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ねるね(プロフ) - きっとホコさん、もう占ツク離れしちゃってるだろうし、私の、もと乃愛のこと忘れちゃってるだろうけど、なんだか久しぶりに来てしまったよ。全然ちょくちょく顔出せてなかった私が悔しい。占ツクで初めてどハマりした作品。ホコさん今でも大好きだよ。 (2018年4月3日 0時) (レス) id: 13459ee81f (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 妹ちゃんいったい何者なんやぁぁぁぁぁぁっ← いつも楽しませてもらってます!これからも応援してるので頑張ってください!!(・∀・) (2016年11月19日 13時) (レス) id: 06f3d584d6 (このIDを非表示/違反報告)
ホコ(プロフ) - うーたん。さん» 続編出来ました!見てくださると嬉しいです!!ありがとうございます! (2015年5月5日 18時) (レス) id: a001dadb5e (このIDを非表示/違反報告)
うーたん。 - 続編!?とても楽しみにしていますね♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪ (2015年4月27日 0時) (レス) id: 11f7b338a9 (このIDを非表示/違反報告)
ホコ(プロフ) - マムさん» ありがとうございます。カッコいいだなんて!私の書く業君は変態になりがちなので、そう言って貰えてうれしいです。恋愛パート頑張りますね(笑) (2015年4月25日 22時) (レス) id: 28a3503210 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホコ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2013年10月20日 23時

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