第百七話 ページ16
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嘘を吐いたのと嘘を吐かせたのは、どっちが悪いの。
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教室に帰ると、まず第一に茅野さんがびっくりした表情で駆け寄ってきた。
「Aちゃん！？どうしたの、そんなに濡れて！」
「あはは。外凄い風でさ」
傘飛んでいっちゃった。
へらりと笑って返せば、茅野さんはあたふたと「本当に？帰り傘貸すよ」なんて言いながら
私の顔をハンカチで拭いてくれた。
殺せんせーは、相変わらずのニヤついた表情を浮かべていたが私と堀部イトナの
一悶着はバレているだろう。
その当の本人、イトナ君は今机いっぱいのお菓子を美味しそう(無表情だけど)
頬張っていた。
「すごい勢いで甘いモン食ってんな。甘党な所は殺せんせーと同じだ」
「表情が読みづらい所とかな」
今は、丁度お昼休みなので皆は机にお弁当を広げていた。
前原君と磯貝君も、イトナ君の食べっぷりに若干引いているよう。
「茅野さん、ありがとう。私ちょっと体育着に着替えてくるよ」
「う、うん」
「と、いうわけで着替えてきますね。先生」
「はい。了解しました」
濡れた制服でいるわけにも行かないので、私は体育着の入った袋を
持って更衣室へ向かった。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝−＝
更衣室のドアを開けると、見慣れた赤髪が耳にイヤホンを付けながら
寝そべっていた。
何かの見間違えだろう。
そう思い一旦ドアをぴしゃりと閉める。
いやいやいやいや。
ここ女子更衣室だよ？赤羽君(男子)が居るわけないじゃん。
見間違えだよ、見間違え。目の錯覚ってやつだ。
きっと最近赤羽君との絡みが、少ないからそう勘違いしちゃったんだ。
そこまで、思考してもう一度ドアを開く。
が
勘違いじゃなかった。
問題児、赤羽業は気持ちよさそうに女子更衣室の床で寝ていたのだ。
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ねるね(プロフ) - きっとホコさん、もう占ツク離れしちゃってるだろうし、私の、もと乃愛のこと忘れちゃってるだろうけど、なんだか久しぶりに来てしまったよ。全然ちょくちょく顔出せてなかった私が悔しい。占ツクで初めてどハマりした作品。ホコさん今でも大好きだよ。 (2018年4月3日 0時) (
レス) id: 13459ee81f (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 妹ちゃんいったい何者なんやぁぁぁぁぁぁっ← いつも楽しませてもらってます！これからも応援してるので頑張ってください！！(・∀・) (2016年11月19日 13時) (レス) id: 06f3d584d6 (このIDを非表示/違反報告)
ホコ(プロフ) - うーたん。さん» 続編出来ました！見てくださると嬉しいです！！ありがとうございます！ (2015年5月5日 18時) (レス) id: a001dadb5e (このIDを非表示/違反報告)
うーたん。 - 続編！？とても楽しみにしていますね♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪ (2015年4月27日 0時) (レス) id: 11f7b338a9 (このIDを非表示/違反報告)
ホコ(プロフ) - マムさん» ありがとうございます。カッコいいだなんて！私の書く業君は変態になりがちなので、そう言って貰えてうれしいです。恋愛パート頑張りますね(笑) (2015年4月25日 22時) (レス) id: 28a3503210 (このIDを非表示/違反報告)
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