77.一時退院 ページ37
A「ともくんとかずくんごめんね、迎えに来てもらって。」
和南「大丈夫だよ。」
倫毘沙「謝らなくていいよ。」
少しずつ足も回復してきて、病院から一時退院の許可を貰ってマンションに戻ってきた。
回復してきたと言っても長時間自力で歩くことは出来ないから車椅子で移動。
A「一時退院は千羽鶴のおかげだよ。千羽鶴作ろうってかずくんが言い出してくれたんでしよ?」
和南「え?何でそれを…」
A「遙日が教えてくれた。皆のおかげでもあるけどかずくんのおかげでもあるね!ありがとう!」
和南「っ、部屋戻るね…。」
かずくん、何で顔赤くなったんだろ?聞けずに先に部屋に戻ってしまった。
倫毘沙「Aも罪な女だよね。」
A「え、どういうこと!?」
倫毘沙「着いたよ。」
A「あ、ありがとう…。」
一時退院中はキラキンの部屋でお邪魔になる。1人だと色々危ないからって遙日に言われたから。
ともくんにお礼を言って分かれ、キラキンの部屋に入ると4人が揃っていた。
遙日「おかえり!」
唯月「A、おかえり。」
弥勒「おかえり。」
明謙「おかえり、Aちゃん!」
A「ただいま!」
うた「ニャー!」
A「うた!ただいま!」
うたが膝の上に乗ってくる。本当、大きくなったなぁ…。
唯月「疲れたでしょ?僕の部屋のベッド使って大丈夫だからね。」
A「ありがとう!でも大丈夫だよ!」
全員にはまだ会えてないけど、顔を見れただけで疲れは吹っ飛んでいった。
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作者名:はくまい | 作成日時:2019年6月17日 13時