65.恋愛話 ページ25
A「晴子さんが言いかけてたのって何だったんですか?」
菜花「…掘り返すか。」
晴子「TRIGGERの3人は先に帰ったからいいんじゃない?言っても。」
TRIGGERの先輩方が仕事があるとかで先に帰ってしまい、今はガールズトークというものやらをしている。
菜花「…元々、私はバン繋がりでユキと知り合ったの。」
A「そうだったんですね!」
菜花「うん、でも最初は性格が合わなくて顔合わせる度にずっと喧嘩。」
知らなかった…今すごく仲良いから最初から仲良しなんだと思ってた…。
菜花「音楽の趣味が合うのがわかって仲良くはなったんだけどね。問題はあれよ!」
A「問題?」
菜花「バンが何処かに消えた時、ユキがとうとう頭おかしくなったのか「付き合って」とか言ったの!」
A「え、ユキさんが!?」
ユキさんって告白する人なの!?そんなイメージないんだけど!?むしろ、自分からは告白しませんってイメージだったんだけど!?
菜花「断ったらまじでやばそうだし、その時私も好きだったから付き合ったの。」
晴子「菜花の恋愛相談よく聞いてたなー。」
菜花「まぁ、でもすぐ別れちゃったけどね。」
A「何でですか…?」
菜花「黙って九条 鷹匡のところでアイドルになるためにレッスンしてたからかな。」
九条 鷹匡って天先輩の養父だっけ…?何でそれがだめだったんだろ…。
菜花「大人の事情だから詳しくは言えないけど喧嘩別れってやつだよ。」
A「ユキさんとは話し合えたんですか…?」
菜花「話し合ってないなぁ。もう嫌われたくないというか…。」
晴子「…さて!ケーキあるから食べよっか!」
晴子さんが空気を変えてくれて3人でケーキを食べる。けど、菜花先輩はずっと暗い顔だった。
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作者名:はくまい | 作成日時:2019年6月17日 13時