58.蕎麦 ページ18
A「いただきます!」
倫毘沙「いただきます。」
楽「いただきます。」
お蕎麦が届いて食べ始める。頼んだものは私がざるそば、ともくんと楽先輩は天ぷらそば。
やっぱ楽先輩のおじいさんの蕎麦屋さんのお蕎麦美味しいな。今度皆も誘お。
楽母「Aちゃんが元気そうで良かったわ。」
A「私はいつでも元気です!」
楽母「心配したのよ?楽、店の手伝いに来ても浮かない顔してたから。」
楽「おふくろ!」
A「へ?」
楽先輩を見ると顔を逸らされた。ともくんは楽先輩を見てニコニコしてる。
楽「まだ仕事中だろ!」
楽母「ふふっ、はいはい。じゃあAちゃんと北門くん、ゆっくりしていってね。」
A「はい!ありがとうございます!」
倫毘沙「ありがとうございます。」
楽先輩のお母さんが仕事に戻って、私達が出演するドラマの話になる。
楽「次の収録の日って、四葉とAは学校が終わってからか。」
A「そうなんですよ。夏休み終わるのが早すぎて…。」
倫毘沙「でも、宿題は早くに終わってたよね。」
A「うん!オフの日遊べないのは嫌だったから早く終わらせたんだ!」
宿題を早く終わらせたおかげでオフの日はたくさん遊べたからかなり満足。
楽「今日、菜花さんが笠野を問い詰めてたけど知らないの一点張りだった。」
A「…。」
楽「菜花さんも冷静じゃなかったからな。明日、俺とユキさんも混じって話し合いする。」
A「お願いします。」
倫毘沙「俺もいいですか?」
楽「あぁ。」
A「わ、私も…」
楽「お前は来なくて大丈夫だ。無理すんな。」
出来るなら私も行って芽亜里さんに聞きたかった。でも、楽先輩は気を使ってくれたと思うから大人しく待つことにした。
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作者名:はくまい | 作成日時:2019年6月17日 13時