ろ ページ6
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｢例えばね？例えばなんだけどね、ほんとに例えばで……｣
｢何回例えるのよ……まぁいいわ、なんでも言ってちょうだい。｣
話してしまっていいのだろうか。
そりゃ、配慮はするけど……まふゆと私の話だなんてこと言わない。言えないの間違いかもしれないけど。
愛莉だったらズバッと言ってくれるのは違いないし、なんだかそれが怖くもある。
｢……あのね、友達の話なんだけど…｣
｢…………友達、私以外いないって言ってたけど？｣
あ、まふゆは恋人だったし、私の友達って愛莉しかいないんだった。痛恨のミス…というか少ないなぁ友達。
｢……じゃぁ、親戚の話なんだけどね｣
｢んもう、そういう事にしといてあげるわ。｣
｢親戚の人はね恋人がいるんだけどその恋人の親がだいぶ厳しくて、それに悩んでる最中に急に別れを告げられて。そこで何でって思うわけだけど、それ以外にね絶対的な自信があったの｣
｢その自信って、なにかしら？｣
｢……その恋人の自分だけが知ってる姿だって言う思い込みから来た自信｣
｢………………それは…まぁいいわ、続けて｣
｢その恋人の自分だけが知ってる姿、いわゆる二面性はね説明通り自分だけが知ってると思ってたわけ。それなのに、自分だけじゃなくてなんだか特別そうな人たちも知ってるみたいで……ショックってのはあるんだけどそれ以上に勝手に期待してた自分に嫌気がさしてきて……｣
｢あら、自分？｣
｢違う違う！親戚の人を自分って言っただけ！！｣
｢まぁいいわよ。そうね、まあ…言葉にすると勝手に舞い上がって勝手に思い込んで終わったってことね｣
ゔ……そうなんだけどそうなんだけど…なんかとてつもないショック…
ありがたいお言葉だけど。
｢相手にそれを伝えても困らせちゃうだけだし、悩みどころね。家庭の事情に突っ込むのも野暮だし……
でも、別れたくないって気持ちを伝えるのは悪くないと思うわよ？｣
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ボム(プロフ) - (。∀゜)ｼﾗｽ＠不定期さん» こちらこそありがとうございます！お世話になります！ (2022年9月1日 0時) (
レス) id: 14dd46e5a4 (このIDを非表示/違反報告)
(。∀゜)ｼﾗｽ＠不定期 - 夢主ちゃんの性格が好きｯｯ！←唐突な告白 更新頑張ってください！イベント参加ありがとうございます (2022年8月29日 19時) (レス) @page5 id: 53be486ff4 (このIDを非表示/違反報告)
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