今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:11,438 hit
小｜中｜大
かわいい ページ1
.
普通に可愛い子として育ってきた。
人生に不満はない
ただ、ちょっと個性に恵まれなかったぐらいで
ヒーローにならないのなら関係ないことなんだけどさ。
｢今日も可愛いね、Aちゃん！｣
あと、ほんのちょっと、苦手な人がいる
ヒミコちゃん……、トガヒミコちゃん。
いや、愛想はいいし可愛いし、仲良くしてくれるし、優しいし……
けど、時折彼女から発せらる瞳の奥の何かは、苦手だった。
ほんとに。なんだか、殺意みたいな。
それとトガちゃんの個性を、私は知らないことがなんだか不気味で。
私みたいに、没個性すぎて言いたくないとかなのかもしれない
私の没個性を良い個性だって言ってくれたのは､多分これから先もヒミコちゃんだけ。
｢ありがとうヒミコちゃん。
ヒミコちゃんだって可愛いよ､行こっか｣
最初可愛いと言われた時は否定してた。
でも最近はなんだか馬鹿らしくなって。だって、好意、善意を持って言われてる可愛いを否定するのは相手にも自分にも失礼であって。
それなのに、ヒミコちゃんがくれる可愛いは、最近とてつもなく怖く感じ始めた
なんだろう、不気味
もうすぐ卒業だから､寂しい気持ちもあるのかも
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
甘葉 - わああああこういうの物凄い好きですっっっ！特にトガちゃんはヒロアカの女の子の中で1、2を争う位好きで！！何度こんな小説ないかなぁと探した事か､､､うぅとっても好きでした､､､個人的に作者さんナイス！！ありがとうございます！って気持ちでいっぱいです､､､ (2021年8月29日 22時) (
レス) id: 7c01fc8068 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
