何も無い ページ9
、
ps｢うーん、わからんなぁ…。」
最近ボー、っとしていることが増えた、とあまりにも周りに言われるので大丈夫だ、という口実を作るためにペ神の元へやってきた
ここではあんな薬で回ってないからペ神でもさすがに分かるはずがなかった
『ほら、わかんないってことは以上がないってことだろ？だぁいじょうぶだって！』
突っ込まれるたんびに大丈夫だ、とは言ったものの…
あんな殺し屋みたいな見た目してここの総統は仲間思いがすぎる…
ps｢そんな訳ないやろ。｣
(目は見えないけど)ペ神が真剣な眼差しでこちらを見る
ps｢Aくんさ、なんか俺らに隠してる事あらん？
あの日、目が覚めた時からなんか変やよ。｣
『…考え事をしてただけだよ。』
これはホントのこと
『大丈夫だって。眠ってたから気が抜けてるだけかも。体動かさなきゃね。』
俺がこんなになってるってことはあの国が違法なことをしてるのは確実なんだ
『すぐ、もどる｡また、前みたいに。』
だから、その話が切り出せる勇気が、どう思われても立っていられると言う自信が。
自分でも気味悪いと思ってしまったのに、友達の、仲間のアイツらがなんて思うか知れない。
そんな奴らではないことなんて知ってるけど、
優しい奴らだってことは分かってるけど。
ps｢…俺な、城の中でセラピーかなんかを始めようと思ってんねん。ほら、幹部があんなんやから。｣
笑いながらペ神が言う
『そっか。ペ神人の話聞くの上手いもんな。』
ps｢Aもやで。｣
まるで心の奥底を見られるように見据えられて思わず目を逸らしてしまった。
あ、と思って視線を戻しても、もう遅く、ペ神はどこか悲しそうな雰囲気をまとっていた。
ps｢俺は、何でも人に話すけど、Aは違う。
自分の中で無くなるまで、その想いがでっかくなっても一人で、抱えてるんだ。｣
『…そんなことないよ。ペ神に相談したことなんて数しれないだろ？』
そう言いながら、立ち上がった
これ以上ここにいると全て話してしまいそうで、
甘えてしまいそうで、怖くて。
『じゃ、俺の体に以上は無いってことで！』
後ろ向きでペ神に手を振りながら言う
ps｢…うん。｣
自分に言い聞かせるみたいに、
ペ神が、俺のさったあとの扉を悲しそうに見てるのも知らずに。
ps｢…。｣
*"*"*"*"*"*
久しぶりの更新なのにシリアスがやばい…(語彙力)
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キラ様(プロフ) - 樂-Raku-さん» お待たせしてしまって申し訳ない...。これからも見てくれると嬉しいです！ (2020年1月19日 17時) (
レス) id: 4a45def78a (このIDを非表示/違反報告)
樂-Raku-(プロフ) - キラ様さん» のんびり待ってます〜！無理しちゃダメですよ！(`・ω・´) (2020年1月19日 11時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
キラ様(プロフ) - 大変、大変！お待たせしてしまいました!! マジスランプやばたにえん状態だったので…。これからも不定期更新になってしまうかもしれません…(泣) それでもよろしければ待っててくださると嬉しい限りにございます…！ (2019年12月16日 20時) (レス) id: 4a45def78a (このIDを非表示/違反報告)
樂-らく-(プロフ) - わぁぁ！更新ありがとうございます！！待ってましたー！ (2019年12月16日 20時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
キラ様(プロフ) - 黒井 屑さん» え、あ、なんかありがとうございます(?) 作者が無痛症と言う訳ではなくてネットの知識とかで書いてるので失礼なこととか書いてしまうかもしれませんがご期待に添えるよう頑張ります！ (2019年10月8日 18時) (レス) id: 4a45def78a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キラ様 | 作成日時：2019年9月21日 22時
