エイトゼミナール (ページ7)

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久しぶりにページ7

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Aside

ヤス「えっと、Aちゃん」

「あたし、楓！よろしくね」

A「よろしく、です」

「俺、横山裕っす」

「で、こいつがすばる」

A「あ、よろしくお願いします」

ヤス「緊張するような塾ちゃうから～」

楓「それは分からんやん、初めは(笑)」

ヤス「ははっ、そっかぁ」

ガラッ

亮「あーい、始めんぞー！」

みんな口々に「うぃー」と言いながら席に着く。

亮「あ、Aはそこ座って、渋谷の隣り」

うわ、、よりによって、さっきからめっちゃ睨んでくる人。

ひとりだけ自己紹介してくれへんかったし。

ガタッ

すばる「はぁ、隣りおらんで快適やったのに」

A「えっ、ごめんなさい…」

こっちも見ずに、吐き捨てるように言う。

そして、無視。

こっわーー。。

とりあえずノートを開いて

筆記用具を準備していたら

プリントが配られた。

え・・・なにこれ・・

めっちゃ分かりやすい…

亮「ちょっと、今急遽作ったから粗はあると思うけど、とりあえず今日はAが初めてやし、復習も兼ねた基礎からいくわ」

もしかして…

さっきチラッと話した「ついて行けてない」って聞いてくれてて

そのために、かな？

そこから、嘘のように頭に入ってくる授業にただただ感動した。

みんなちゃんとタイミングを計って質問していて、それに対する教え方もまた分かりやすくて。

久しぶりに

あ、勉強楽しい。って

思えた。

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