【ヘタリア】髭のお兄さんがトリップしてきたんだけど…

第8話 ページ9

今 私は、フランシスさんとショッピングモールに来ている。
スーパーより材料の種類が多そう、という勝手な想像だけで決めたんだけど。


でも、今日は土曜日だけあって、人が大勢いる。レジは少し買いたいだけでも、ずらっと並んでるものだから、買い忘れがないようにしなくては。









仏「…よし、こんだけあれば十分だろ！」

あ「じゃあ並びますか！」

仏「うん、

…うわあ、すごい列だね…」

あ「ですね…」



待っている間、少しおしゃべりでもしようかな。



あ「フランシスさんって、すごい目が綺麗ですよね…！」

仏「えっ？…そ、そう？」

あ「だって、私の周りに外人さんいないですし、黒とか茶色しか見慣れてないですもん」


まじまじと目を覗き込む。

本当に綺麗だなぁ…。

青なのかな？
いや、紫？

なんか宝石みたい。

そういえば、黒い目とは少し見え方が違うって聞いたことある。
本当なのかなぁ。


仏「ちょ、ちょっと！み、見過ぎだよ！
そんな見られると恥ずかしいじゃん…///！」


あ「！…あ、ごめんなさい…」


ついつい見過ぎてしまった…笑
というか、意外にピュアな反応だな…。









あ「ふー！いっぱい買えましたね！」

仏「これなら2、3回作れそうだよ」









…ん？
なんか人だかりができてる…

有名人でもいるのかな。







わ！外国の方が2人！
2人とも足長いなー！
座ってるだけなのにオーラがすごい…。




仏「！？
うげぇ……
なんであいつら…」


あ「え？
この世界に、知り合いとかいたんですか？」



仏「いや、Aちゃん、そうじゃなくてね…」





？「あ！フランシスじゃねえか！」

？「おお！本当なんだぞ！」




仏「な、なんでここにいるんだよ…


…アーサーとアルフレッド」

第9話→←第7話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す