三日月山道２ ページ25
「…あれ、ない…」
山道をもう少しで降りるとき、ルシアが立ち止まる。
皆その言葉に同じように立ち止まり、後ろにいたルシアに振り返る。
「どうした？」
ユウは首をかしげてルシアに近づく。
ルシアはカバンの中を覗き込んでは何か探しているようでユウはルシアの鞄を覗き込む。
「貰ったアビリアムストロベリーの瓶がないんだ。」
「ええ！落としたの？」
ミニットはルシアに駆け寄り、今、自分たちが歩いた道に落ちていないか探す。
「皆疲れている様子だったから、皆で食べようかと鞄をあけたらなくなっていたんだ…」
ルシアは困ったような顔をして頭をかく。
やっぱりコイツはいいやつだ。うん。
「ぬす…まれたんじゃ…」
ポツリとクロウが呟く。
でも、俺たちは山賊にはあってない。
人にも会ってない。
「あ…まさか…」
ポツリとつぶやいたメリーに皆反応をする。
彼女は何か知っているようだ。
「あの子かな…」
「メリー何か知ってんの？」
「う…、うん…
知り合いにね、山賊の子がいるの…
あ、わ、悪い子じゃないよ！とてもいい子なの！
お金は取られていないでしょ？
ごめんね、許してあげて…お腹が減っているのよ…」
「わかった。
いいよ、顔があげて。
…さ、いこう。もう少しだし…」
ルシアは案外あっさり許した。
…けど、彼の後ろに黒い何かが見えたのは気のせいか？
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緋蜘蛛＠影。(プロフ) - 怜皇さん» ですね(( (2015年1月12日 12時) (
レス) id: b7692e350e (このIDを非表示/違反報告)
怜皇(プロフ) - 緋蜘蛛＠影は英領です。さん» いつの間にか小説はできあがっているものですよ（（ (2015年1月12日 10時) (レス) id: e7c19f9b3d (このIDを非表示/違反報告)
緋蜘蛛＠影は英領です。(プロフ) - 気付けば小説が出来ていて気付けば自キャラが出てきて嬉しかった件(( (2015年1月12日 2時) (レス) id: ee85988290 (このIDを非表示/違反報告)
海里(プロフ) - 怜皇さん» 稼がせてやってください(笑)稼ぐことに関しては世界一ですのでww (2014年9月14日 17時) (レス) id: 6b95c59c1c (このIDを非表示/違反報告)
怜皇(プロフ) - 海里さん» ふわぁぁあっ！すみません！気づいてませんでした！シラギくんには稼いでもらおうと思っています(^-^) (2014年9月14日 17時) (レス) id: e7c19f9b3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺於 | 作者ホームページ：
作成日時：2014年4月1日 22時
