三日月の洞窟９ ページ22
「貴方達、人間ね…？
…いや、…エルフもいるけど。
何の用？」
ニコリと微笑みながら彼女は言った。
俺達が戸惑っていると彼女は自己紹介してくれた。
「フィーリア。
ニンフのフィーリアよ。」
フィーリア…
そうだ、彼女はこの洞窟の奥を守る守護者だ。
確かゲームでやったときは好戦的な性格で洞窟に入った直後バトルをしかけられたが、
このフィーリアは穏やかで優しそうな人だ。よかった。
「で、何の用？」
「ちょっと、仲間とはぐれてな…
赤い髪の少年を探しているんだ。
見なかったか？」
ずいっと俺の前に立ちクロノスはフィーリアにいった。
彼女は初対面の彼女にそんなこと言ってもいいのか？
なんだか、先程から『知っている』ような行動をとっている。
そういえば彼女のランクは？
…見えない
いくら鍵を握っても見えない。
まさか、彼女は俺と同じような…。
トリッパー…？俺の他に？
…俺がトリッパーだと言わない方がいいだろう。
『ランク６以外の者にトリッパーだと告げてはいけない。』
もしかしたら俺達トリッパーはランクが０なのかもしれない。特別な数字。
でも、確かチュートリアルにいた少女は『ランク６』以外の者には『言ってはいけない』と言っていた。
どんなに俺たちトリッパーが特別な存在だろうが言ってはいけない。
言ったら、待っているのは死。
そうごちゃごちゃ俺が考えている間に話は進んでいた。
どうやらカズナリアくんは奥にいるらしい。
フィーリアが案内してくれるらしく俺たちはフィーリアの後をついていった。
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緋蜘蛛＠影。(プロフ) - 怜皇さん» ですね(( (2015年1月12日 12時) (
レス) id: b7692e350e (このIDを非表示/違反報告)
怜皇(プロフ) - 緋蜘蛛＠影は英領です。さん» いつの間にか小説はできあがっているものですよ（（ (2015年1月12日 10時) (レス) id: e7c19f9b3d (このIDを非表示/違反報告)
緋蜘蛛＠影は英領です。(プロフ) - 気付けば小説が出来ていて気付けば自キャラが出てきて嬉しかった件(( (2015年1月12日 2時) (レス) id: ee85988290 (このIDを非表示/違反報告)
海里(プロフ) - 怜皇さん» 稼がせてやってください(笑)稼ぐことに関しては世界一ですのでww (2014年9月14日 17時) (レス) id: 6b95c59c1c (このIDを非表示/違反報告)
怜皇(プロフ) - 海里さん» ふわぁぁあっ！すみません！気づいてませんでした！シラギくんには稼いでもらおうと思っています(^-^) (2014年9月14日 17時) (レス) id: e7c19f9b3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺於 | 作者ホームページ：
作成日時：2014年4月1日 22時
