異変。* ページ5
エレベーターから出てきた髪の長い綺麗な人。
髪を靡かせたその人は、ちょっとガッカリですね理事長。と
見たまま受けたまの感想を嫌味のようにいい、それに、と…1度エイリア学園に負けたことを指摘してきた。
「だから勝つんです！1度負けたことは次の勝利に繋がるんです」
円堂くんの言葉にさっきまで不安そうだった1年生も皆も、いつもみたいな強気な顔に戻っていた。
「頼もしいわね。でも、私のサッカーは今までとは違うわよ」
覚悟しておいて。と髪を靡かせた新しい監督、吉良瞳子さんは、強気な性格なんだろう…凛々しい瞳が印象的だった。
1度解散して、支度をすることに。
修也くんは夕香ちゃんに声をかけてくる、と急ぎ足で向かう。
それなら私も、と修也くんと一緒に急いで家に帰り、支度をすることにした。
服を着替えて、必要なものを買いに行こうとすれば、何故か大きなクマさんを抱えた修也くん。
でか。
「夕香に、俺の代わりだと思って見守ってもらおうかと」
「え…うん。修也くん結構可愛い所あるよね」
病室へ向かい、気持ちよさそうに眠る夕香ちゃんを見守るようにクマのぬいぐるみを椅子の上へ。
「そろそろ行くか」
「あ、ちょっと待って」
全開にしてしまった窓を閉めようと、窓際に。
先に部屋を出た修也くんは、突然扉を閉めた。
「え？」
まだ、私いるのに。
慌ててバックを肩にかけて、部屋から出ようとすれば修也くんから、来るな！と怒られた。
「ど、うしたの修也くん！」
「少し、夕香のそばに居てくれ」
「…う、ん」
夕香ちゃんのところへゆっくりと下がった。
修也くん、急に……どうしたの？
しばらくして戻ってきた修也くんは…
「すまない。行こう…」
暗い顔の修也くん。
家へ帰ると、すぐに戻ってきて欲しいと連絡が来て、慌てて鞄に荷物を詰め込み修也くんを待った。
思い詰めたような修也くんに、大丈夫？と顔を覗きこめば小さな声で返事があったような、ないような。
空いている手を繋げば、少し驚いたような顔をしてから握ってくれた。
修也くん、手、震えてるよ…。
修練場へ着けばもう皆着いていたようで、豪炎寺！A！と名前を呼ばれて駆け寄って、遅れてごめんと謝る。
宇宙人が総理を連れ去ったことを知らされた。
「揃ったな諸君」
総理を連れ去った人の説明を受ければ直ぐに、監督が出発よ！と声をかけた。
すぐに宇宙人と戦うことになることを言われ、少しだけ肩が震える。
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守羽(プロフ) - マナさん» コメントありがとうございます。すみません…手違いで先に続編を立ててしまった次第です。本日続編分まで合わせて更新するのでお待ち頂けたら幸いです。 (2022年8月19日 16時) (
レス) id: d0d25ba477 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - この話の続きが気になってますが、パスワードがかかっており話が読めないのですが…… (2022年8月19日 9時) (レス) id: dac527e381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楸 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hisagi/
作成日時：2022年8月14日 14時
