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side:赤
だんだん意識がハッキリしてきた…
…すごくあったかくて、いい匂い。
それは安心する匂いやった。
昔から一緒にいて、大好きな匂い…。
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赤「…ん。…ぇ、ここ…どこ…?」
目を開けたら見知らぬ天井にビックリする。
そして数秒後、思い出した。
昨日、神ちゃんちに…。え、待って?!神ちゃんは?
慌ててベッドを降りてリビングに向かうと…
ソファの上で丸くなって寝ている神ちゃんを発見。
毛布を掛けてすやすや眠っていた。
赤「か、神ちゃん!!」
緑「んんぅ…もぉ少し…ぃ…」
神ちゃん、まだおねむなようです。
…じゃなくて!!風邪ひくから!!
赤「お願いやから起きて!!」
ゆさゆさと体を揺さぶると目が開いた。
緑「んー…まぶしぃ…。…しげぇ…?だいじょぉぶ??」
ぱちぱち瞬きをして俺を見つめる神ちゃん。
赤「うん、めっちゃ元気。なんなら凄くスッキリしてる。
神ちゃんのおかげやで。ありがとう!」
そう言うと嬉しそうに、ほっとしたように笑った。
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のん - リクエストです!緑くんが胃腸炎になるお話が見たいです!お願いします! (1月16日 7時) (レス) id: bf92137f19 (このIDを非表示/違反報告)
にじいろ(プロフ) - 緑くん弱りのお話もっと読みたいです! (1月16日 2時) (レス) id: 6174b88874 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星凪 | 作成日時:2023年12月26日 0時