無理しちゃう系男子くん《緑》

＊ ページ36

で…、着いたのは神ちゃんち。
しれっとお邪魔しちゃった。


緑｢シゲ、そこ、座っといて？｣


帰り道スーパーに寄って、
何やらいろいろ買い物してたけど。


…一体何するんやろ。

・


・


・

ソファに座って、体を預けしばらく目を閉じていた。
何も考えなくていいから、ちょっと楽。


そのうちに、何かええ匂いがしてきて。


緑｢シゲ、おまたせっ。煮込みうどん、あったまるよ｣


半熟の卵が乗った、煮込みうどん。
ネギとかいろいろ入っててええ匂い。


…めっちゃ美味しそう。


ぐぅっ…て、お腹がなった。


赤｢…いただきますっ！｣


ふーふーして、1口食べて…その美味しさに箸が止まらへん。


緑｢どぉ？美味しい？｣


赤｢ん！！めっっっちゃ美味い！！！｣


安心したように笑って、
自分の分もよそって持ってきた神ちゃん。


俺の隣で一緒に食べ始めた。


赤｢ごちそうさまでした！｣


気づいたら完食。

＊→←＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す