【爆豪勝己】勝己くんは色々近い【ヒロアカ】 (ページ10)

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9話「かわいい幼馴染」ページ10

A「部屋綺麗だねー」

爆豪「お前の部屋は汚ぇよな」

A「なんてこと言うんだ･･･」

女の子の部屋に！

そういえば前に勝己くんが部屋に来たことはあったけど、私が来るの初めてだな。

一応A組の皆の部屋は(峰田くん以外)全部入って遊んでったつもりだけど。

A「あ、宿題やった？」

爆豪「風呂入る前に終わらせた」

A「えっマジで･･･？一緒にやろうと思って持ってきたのに･･･」

爆豪「お前みたいにもたもたしねーんだよ。見せてみろ」

教えてくれるんだって！！！優しい！！！！

勝己くんは昔っから勉強も出来てたから、テスト期間はよくお世話になってた。

結構スパルタだったけど･･･

公式の説明をする勝己くんの横顔をじっと見つめる。

爆豪「･･････てめぇ、聞いてんのか」

A「いやぁ、私の思った通りカッコよく育ってくれたなぁーーーって」

爆豪「何言ってんだ？A･･･」

勝己くんが私の顔を鷲掴みにする。

なんか最近すごい顔触られるぞ、呪いか？

爆豪「･･･人のこと言えねーだろ」

A「･･･ん？どゆこと･･･私はダメだよー、なんかA組の色んな人の劣化版っていうか～･･･いててて」

爆豪「そう思うならせめて勉強だけはやれや舐めてんのか」

顔をそのままノートに向ける。痛ぇ首折れる。

･･･そうだなぁ、昔っからなんにも出来なかったな、私。

いいところなんか一つも無かったけど勝己くんも出久くんもいたし。なんか･･･別にいいやって思ってたけど。

そんなわけ無かったのかもって最近なんだか思うんだ。