16話：思い出話 ページ17
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「Aちゃんはどうしてヒーローになろうと思ったの？」
「えっ」
なんて唐突。
昨日遊園地で歩き回ったにもかかわらず相変わらずよく眠れなかったので、頭が冴えない。
掃除場所が一緒の出久は、私の分の箒を渡しながら聞いてきた。
「出久は･･･小さい頃からの夢、だったよね」
「うん、恥ずかしいんだけど･･･」
「私はそういうのじゃないからイイなって思う」
「そ、そんな」
･･･でも私も、昔はヒーローとか好きだったな。
オールマイトはもちろん、テレビに出てるヒーローとか見てすごいドキドキしてた。
なろうとまでは思わなかったけど。
「･･････あんまりいい話じゃない」
「？それって、どういう･･･？」
「んー、なんていうか、面白い話じゃないし。一言で言えば、人の役に立ちたいなって思っただけだよ」
「え、それって凄いことじゃないか！Aちゃんってあんまりそういうこと言わないからなんかカッコイイなぁ･･･」
「そんなんじゃあ･･････私は、ただ」
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早く死にたいだけ。
人の命を助けるってことを大義名分に、自 殺をしたいって思っただけ。
･･･って言ったら、出久は引くかな。
いや、そんな人じゃないな。
きっと悲しむんだ。
「･･･どうしたらただの憧れに戻せるのかなー」
「うーん、僕はずっとそれしか無かったから難しいかな･･･」
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ごでぃば。(プロフ) - ユルルルークさん» ありがとうございます！割と先の展開たくさん考えてるので、是非これからもお楽しみください！更新頑張ります(*´ｰ`*) (2018年7月10日 17時) (
レス) id: 414b4d1de3 (このIDを非表示/違反報告)
ユルルルーク - この作品、すんごく好き！！続きが気になって仕方ないです！！出久くんとどーなるのかな〜((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸー (2018年7月6日 3時) (レス) id: 648139b792 (このIDを非表示/違反報告)
ごでぃば。(プロフ) - みかんさん» デクくんの小説少ないのなんででしょうか･･･(？？？)これから更新頑張ります！ (2018年6月1日 19時) (レス) id: 414b4d1de3 (このIDを非表示/違反報告)
ごでぃば。(プロフ) - ルイさん» ありがとうございます！デクくんいいですよね･･･(´^q^｀)早めに更新復活しますね！ (2018年6月1日 19時) (レス) id: 414b4d1de3 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 初めまして！！すごいこの小説がこう…なんというか私の性癖にストライクしています！下の人のように、なかなか緑谷くんとの小説がなくて…でも少ない代わりに面白い小説しかないのがいいところですね(^^)この小説作ってくれて、ありがとうございます！応援しています。 (2018年6月1日 19時) (レス) id: a4b6c7fcf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごでぃば。 | 作成日時：2018年5月11日 15時
