フィニス・カルデア「続！」 (ページ27)

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第30話ページ27

死柄木「衰えた？嘘だろ…完全に気圧されたよ
よくも俺の脳無を… チートがぁ…！」

死柄木「全っ然弱ってないじゃないか！！あいつ(・・・)…俺に嘘教えたのかよ！？」

オールマイト「どうした？来ないのかな！？
クリアとかなんとか言ってたが… 出来るものならしてみろよ！！」

死柄木「うぅうぉおおぉおおぉおおぉお…！！」

オールマイト「さぁどうした！？」

死柄木「脳無さえいれば！！奴なら！！」ガリガリ

黒霧「死柄木弔…落ち着いてください

よく見れば脳無に受けたダメージは確実に表れている」

死柄木「そうだな…そうだよな…
そうだ…やるっきゃないぜ…

目の前にラスボスがいるんだもの…」

切島「主犯格はオールマイトが何とかしてくれる！」

轟「俺達は他の連中を助けに…緑谷」

緑谷「僕だけが知ってるんだ…危険度を考えればモヤの方だ…オールマイトは恐らく限界を超えてしまっている…！モヤに翻弄されればきっと…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

死柄木「何より脳無の仇だ」

切島「な…緑谷！！？」

緑谷「オールマイトから離れろ！！」ﾀﾞｯ

黒霧「二度目はありませんよ！！」

ドズ

死柄木「！！！！」

オールマイト「来たか！！」

根津「ごめんよ皆遅くなったね」

麗日「飯田くん…！」

根津「すぐ動ける者をかき集めて来た」

ザッ

飯田「1ーＡクラス委員長飯田天哉！！ただいま戻りました！！！」

死柄木「あーあ、来ちゃったな…ゲームオーバーだ帰って出直すか黒霧…」

ＢＬＡＭＢＬＡＭＢＬＡＭＢＬＡＭ

死柄木「ぐっ！！！」

スナイプ「この距離で捕獲可能な"個性(やつ)"はー…」

ズズ…

ズオ

死柄木「これは…」

13号「僕だ…！！！」ズズズズ

死柄木「今回は失敗だったけど……
次は殺すぞ
平和の象徴オールマイト」

ズズ…

緑谷「……っ！！」

プロが相手にしているもの…世界

それは

僕たちにはまだ早すぎる経験だった

緑谷「………何も…出来なかった…」

オールマイト「そんなことはないさ
あの数秒がなければ私はやられていた…！
また(・・)救けられちゃったな」

この襲撃は後に起こる大事件の始まりだったんだけど

緑谷「無事で良かったです…！」

この時の僕らには知る由もなかったんだ