フィニス・カルデア「続！」 (ページ16)

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番外編 vre鈴ページ16

緑谷「鈴さんのも聞いてもいい？」

鈴「勿論！最初はアルテラね！アルテラはアッティラとも言うんだけど、アッティラは、フン族とその諸侯の王なの！今は何故か女性なんだけど…
中世ドイツの『ニーベルンゲンの歌』などの叙事詩にはエツェルの名で登場して
現在のロシア・東欧・ドイツを結ぶ大帝国を築き上げ、西方世界の「大王」を自称してたの
ローマ帝政末期に広がっていたキリスト教の信者からは、「神の災い」や「神の鞭」と恐れられたんだ！
434年に伯父である王ルーアの死後、兄ブレダとともにフン族の王となって、445年頃に共同統治者のブレダが死ぬと、単独の王になっちゃって
でも、アッティラはブルグンド族などのゲルマン系諸族を征服し、パンノニアに本拠を置いて東ローマ帝国への侵入を繰り返して、短期間でライン川、ドナウ川、カスピ海に渡る大帝国を築き上げた。
451年、西ローマ皇帝ウァレンティニアヌス3世の姉ホノリアからの求婚を口実に、ガリアへ侵入したが、ローマの将軍アエティウス指揮下の西ローマ＝西ゴート連合軍とカタラウヌムで戦い、敗退
翌452年にイタリア半島へ侵攻して、ミラノ、アクイレイアなどの諸都市を陥れたが、教皇レオ1世の説得によって撤退して
アッティラの治世下で帝国は最盛期を迎えるんだけど、453年、自らの婚礼を祝う酒宴の席で急死しちゃうの」

麗日「へぇ〜凄い人なんやなぁ」

鈴「そうだよ！可愛いだけじゃないんだから！」

尾白「確かにあの見た目からは想像できない強さがあるよね」

鈴「でしょ！？」

緑谷「あはは」

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Wikipedia参照