第27話 主人公2視点 ページ30
守らなくきゃ… 鈴を刹那ねぇを…
今、それができるのは、私しかいないのだから…
麗日「蓮ちゃん！！動いちゃだめ！」
芦戸「もう、ボロボロじゃんか！！
それ以上動いたら死んじゃうよ！！」
お茶子ちゃん、三奈ちゃんの止める声がする
けど、そんなこと関係ない
立ち上がりたいけど、足がうまく動かない
瀬呂「お前…、足折れてんぞ！
やめろ！さっき、飯田が先生達を呼びに言ったんだ！だから、動くな！」
障子「無茶して悲しむのは、お前の妹と姉だぞ！」
そんなの、知っている
蓮「だ、から？」
瀬呂「はぁ？」
瀬呂は、訳がわからないという顔をしていた
蓮「足の一本が折れようとも、手が無くなっても…
私は、大切な人達を…」
「守りたい」と強く言う
足に力を入れ立ち上がるが、よろけてしまった
それを支えてくれたのは、バーサーカーだ
横目でバーサーカーを見る
蓮「…」
バーサーカー「…」
バーサーカーから感じる、冷たい威圧
けど、
蓮「…」
真っ直ぐ、バーサーカーを見る
その目には、強い信念のようなものを感じた
そして、バーサーカーは目を伏せ
笑った
バーサーカー「…そうかよ、なら！
俺達は、そんなバカなマスターを支える手足にでもなってるよ！！」
バーサーカーの言葉に皆が現れる
そして、蓮を見る
蓮「…ありがとう
こんな、
その言葉に皆が微笑んだり呆れたり駆け寄ってくれたりしてくれた
アーチャー「今更ですよ」
セイバー「えぇ、全くです」
ランサー「本当、人間って愚かだね」
ライダー「無茶しすぎです」
アサシン「おかあさん！」
キャスター「マスター！」
フォーリナー「団長さん！」
バーサーカー「ほら、指示しろよ」
皆が私を見て、私を支えてくれる
蓮「…行くぞ」
その言葉と同時にアサシンとのデミサーヴァント化する
周りの雑魚を他の皆で倒していき
道を作ってもらう
蓮「さっきの言葉」
瀬呂「え？」
蓮「ごめんね 瀬呂君、障子君。
でも、私は、このやり方しか皆を守れないの」
麗日、芦戸、瀬呂、障子を見て笑った
そして、脳無目掛けて駆け出す。
サーヴァント「行けぇ！
少しでもいい。動きさえ、止められれば
時間稼ぎになるのなら
蓮「
脳無の背中を切りつけ倒れこむ
それを見てから、鈴の方を見ると
鈴「蓮！」
良かった、無事で…
そこで、私の意識は途絶えた
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作者名：日鞠、フランシスコ・ザビッ！、うたた寝する聖女 x他2人 | 作成日時：2018年4月21日 18時
