第25話 ページ28
緑谷は、渾身の一撃を死柄木に殴ろうとするが
脳無に阻止される
そして、緑谷の腕を掴んだ瞬間…
後ろに吹き飛ぶ脳無
そして、刹那、相澤を治癒している
蓮と鈴の姿があった
緑谷「蓮さん！鈴さん！」
ダメだ！！
と言う言葉を発する前に、脳無へ殴りかかる
蓮の姿は、あの時みた短パンに無数の傷だった
脳無の拳と蓮の拳がぶつかる
空気を切るように繰り出される攻撃
圧倒的な力に対して圧倒的な力で対抗する
それが、
蓮「吹き飛べ！！」
蓮の拳が脳無の顔に当たる
脳無は、再び後ろに吹き飛ばされる
死柄木「おいおい、まじかよ」
さすがにこれには、驚いたのか
死柄木が動揺の声を出す
脳無が再び、蓮に襲いかかろうとするが
鎖に捕まる。鎖が食い込み、腕を、足を、首を、キリキリと絞める
蓮「鈴、刹那ねぇと相澤先生の容体は」
鈴「…蓮、時間を頂戴」
蓮「…言われなくても」
蓮は、鎖に吊るされている脳無の元へ走る
そして、姿を変え鬼の角が生えた真っ白な髪に武士のような格好になっていた
そして、鈴も真っ白の服に身を包み
杖を持ち呪文を唱え始めた
鈴「星の内海、物見の台
楽園の端から君に聞かせよう……
君たちの物語は祝福に満ちていると。
罪無き者のみ通るがいい――
"
鈴の周りには、沢山の花が咲き
刹那、相澤を包み込む
それを見た死柄木は
死柄木「脳無！！」
死柄木に呼ばれた脳無は、鎖を振りほどき 蓮へと向かった
蓮は脳無の上に飛び上がり
口先を捕まえ 背負い投げをする
そして、弓を構え
蓮「聖観世音菩薩……。
私に、力を！ 旭の輝きを！
炎の矢を脳無へ射った
その矢は、脳無の心臓に当たり燃える
旭の輝きのように燃える
死柄木「くそ！チート共が！！」
下に落ちる脳無は、目が白眼になったいた
それを確認し、緑谷達の方を向き
蓮「緑谷君達！今のうちに！！
こっちへ！ ｯ!?」
手を伸ばし、そう伝える
が突然の痛みが蓮に襲い掛かる
鈴「!? 蓮！！」
蓮は、正面玄関の所まで吹き飛ばされてしまっていた
鈴「嘘… なんで
蓮の攻撃を受けていたのに！」
蓮を吹っ飛ばしたのは、蓮が倒したと思っていた
脳無だった
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作者名：日鞠、フランシスコ・ザビッ！、うたた寝する聖女 x他2人 | 作成日時：2018年4月21日 18時
